ダイハツは7月29日、「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)」において、段ボール製の実物大『シグラ』、「シグラ・カードボード」を初公開した。
今年のテーマは「GROW FOR BETTER TOMORROW」。ダイハツはインドネシア社会と共に持続可能な未来を目指す姿勢を示した。その一環として、ダイハツは段ボール製のシグラを初公開し、多くの来場者の注目を集めた。
シグラ・カードボードは、実際のシグラと同じサイズ(1分の1スケール)で作られた段ボール製のアート作品だ。この作品は、約70枚の厚さ4mm、サイズ120×240cmの段ボールを使用しており、全てダイハツの工場から供給されたリサイクル素材で構成されている。製作には約3週間を要し、デザイン、構造とパターンの設計、カットと組み立て、インストールと仕上げ、そしてメンテナンスの各段階を経て完成した。
シグラは、7人乗りの小型ミニバンで、若い家族に人気の車種だ。2016年の初登場以来、37万台以上が販売され、2024年上半期には同クラスのMPV市場で61%のシェアを占める3万台以上が販売されている。