東北の老舗が共感!現代のカーオーディオを推進するフォーカル プラグ&プレイ山形酒田 | CAR CARE PLUS

東北の老舗が共感!現代のカーオーディオを推進するフォーカル プラグ&プレイ山形酒田

特集記事 コラム
フォーカル プラグ&プレイ山形酒田
フォーカル プラグ&プレイ山形酒田 全 16 枚 拡大写真

フォーカルのオーディオユニットを扱う専門ショップとして全国展開を拡大中のフォーカル プラグ&プレイストア。東北では初出店となる「フォーカル プラグ&プレイ山形酒田」がオープン、運営するのは創業25年を迎えるプロショップ スタジアムを紹介する。

◆オーディオがはじめてのユーザーにも
わかりやすくハードルの低いショップを目指す

「フォーカル プラグ&プレイ山形酒田」を運営するプロショップ スタジアムは1998年に創業したカーオーディプロショップだ。同店の特徴はオーディオの施工はもちろん新車/中古車を含めたクルマ販売も行うショップであることから、はじめてクルマに乗るというエントリー層を含めたユーザーが集まる点にある。そんなショップの特性にピタリと合致したのがフォーカル プラグ&プレイストアだった。

プラグ&プレイストアを展開することでオーディオユーザーの裾野を広げたい、そんな思いからショールームの多くを使って広く美しいプラグ&プレイストアのディスプレイを設置。ストア・イン・ストア型の店舗であり、店内の商談スペースからはフォーカルの製品が並ぶ展示ボードが常に見える環境。クルマの購入で訪れたユーザーも知らず知らずのうちにフォーカルのユニットが目に入り、興味を持って質問に及ぶ場合も多くなっているという。

同店代表の大井さんがフォーカル プラグ&プレイストア出店の理由を語ってくれた。

「フォーカル プラグ&プレイストアは商品や取り付けなどのひな形がしっかりでき上がっている店舗スタイルなので、お客さまにとっても非常にわかりやすいのが魅力だと感じました。また工賃を含めた料金も明示されることで、はじめてのユーザーでもハードルが低く感じてもらえることが出店を考えた主な理由です」

◆東北地区初のプラグ&プレイストアがオープン
広く開放的なショールームにはユニットがズラリと並ぶ

そもそも母体であるプロショップ スタジアムでは従来はトレードイン的なライトなインストールにはそれほど力を入れてこず、いわゆるプロショップのクオリティを追求した取り付けをメインとして扱ってきた経緯がある。しかしクルマを販売する上で、さまざまなユーザーを見てきた同店では“クルマを買ってもオーディオに手を加えないユーザーが想像以上に多い”ことを知る。そんなオーディオ未経験のユーザーに対して手軽な入り口が必要と考えてプラグ&プレイストアの出店を決意する。

「多くのオーディオ未経験のユーザーも、スピーカー交換などを実施して聴けばその違いが必ずわかってもらえます。そこで、まずはオーディオをスタートしてもらえる環境を作ることが大切だと思ったのです。これまではオーディオ=高級というイメージが強かったと思われますが、これを払拭して誰もがオーディオをはじめやすい環境を作ろうと考えたのです」

2023年7月にオープンした「フォーカル プラグ&プレイ山形酒田」。出店と同時に来店するユーザー層にも変化が現れる。ひとつは東北地区唯一のフォーカル プラグ&プレイストアであることから、東北各県からの来店が増えたという。フォーカルのユニットを取り付けるならここに行くという明確な目的ができたことの表れだろう。さらに来店するクルマの車種が多彩になった点も変化のポイントになっているという。

「例えば以前はプジョーやシトロエンなどフランス車の来店頻度はそれほど高くはありませんでしたが、車種専用モデルの効果から問い合わせや来店が増えています。他の車種も含めて車種専用モデルがあることで来店のきっかけになることが多いのだと感じます」

◆わかりやすいモデルラインアップのため
ユーザーからの問い合わせもスムーズでスピーディ

問い合わせるユーザー側にもメリットがある。例えば気になるユニットの問い合わせは車種専用モデルであればある程度絞り込まれているので、あれこれ選ぶ必要がなくピンポイントで質問ができる。「例えばBMW専用キットを目当てにしているユーザーであれば、取り付け工賃の相談程度で、非常にスピーディ&わかりやすく、来店して詳細な打ち合わせも必要無いケースも多いのです。メールで問い合わせして、来店するのは取り付け当日のみといったケースも見られます。遠方や時間の無いユーザーには利用しやすいスタイルとなっていると思います」

同ショップでは狙い通りオーディオを経験したことの無いエントリー層からの問い合わせが多く、特に入り口として問い合わせや施工依頼が多いのが「調音施工」だ。クルマを静かにしたい思いで実施する際に、スピーカー交換にも興味を持つケースが見られる。

「調音施工をきっかけに問い合わせを受けるケースが非常に多いです。来店されてから店内のスピーカーなどを見て、“スピーカーを交換すると音って良くなるんですか?”といった質問も受けることも多くなりました。自分のクルマはスピーカー交換ができない、交換すると機能が損なわれる、壊れてしまうんじゃないかと心配しているユーザーも少なからず存在します。もちろんスピーカー交換はどのクルマでも実施でき、その場で音の良さもすぐに感じてもらえるので、合わせてスピーカー交換を案内することが増えています」

その際にエントリーユーザーには、フォーカルのブランド紹介やスピーカーユニットの品質などの説明をていねいに実施するという同ショップ。一般的なスピーカー交換のように色々なモデルを比較する必要も無く、グレードを選ぶだけでお目当てのスピーカーにたどり着けるのもワンブランドを扱うフォーカル プラグ&プレイストアの長所でもある。さらに同ショップにはデモボードも用意されるので、その場でスピーカーを聴くことも可能。さらにデモカー(BMW5シリーズ)も用意する。スピーカーには2ウェイのIS BMW 100KLやシート下の純正位置にサブウーファー(ISUB BMW 4)をインストール。実際にクルマでその音を体感して決めることができる。

またスピーカー取り付けなどに長い期間を要することなく、あらかじめ日程を決めておけば日帰りでの施工も可能なのがフォーカル プラグ&プレイストアの魅力のひとつ。同店では日帰り取り付けの際に代車を貸し出して県内の観光を楽しんでもらうこともある。その際には同店のスタッフが手造りした観光ガイドも用意、おいしい食事や観光スポットなどをわかりやすく冊子にまとめているのもこだわり。お目当てのグルメスポットを巡っている間に取り付けが完了するスマートなスタイルもプラグ&プレイストアならではだろう。

◆クルマの販売もサポートする同ショップなので
クルマ+オーディオの同時購入も可能なのが魅力

「フォーカル プラグ&プレイ山形酒田」の魅力をここまで紹介してきたが、母体であるプロショップ スタジアムについても紹介しておくこととしよう。同ショップは先にも紹介した通り新車/中古車のクルマ販売も手がけている。そのためクルマを買いに来るユーザーが同時にスピーカー交換を実施することも可能。取り付けまでを実施して同時納車ができることや、クレジットが一体化できるなど、いくつかのメリットがある。さらに同ショップでは現在キャンピングカーの扱いにも力を入れている。ここでもオーディオ施工するケースも多く、趣味のクルマに対するオーディオグレードアップのサポート態勢も整っている。

「フォーカル プラグ&プレイストアに来店されたお客さまは、これをきっかけにしてオーディオにさらに興味を持ってもらうケースも多いです。例えば最初にスピーカー交換を実施したユーザーが、後日DSPの取り付けで再度来店されることもあります。オーディオユニットをグレードアップすることで音が良くなることを体感したことで“もっと音を良くしたい”といった思いが生まれてくるのです。次のステップもしっかりサポートできるのも当店の強みです」

エントリーユーザーに手厚く接しているフォーカル プラグ&プレイ山形酒田、デッドニングって何? スピーカーを換えると何が良くなるの? など、エントリーユーザーの何気ない質問にも真摯に答えてくれるスタンスも同ショップの魅力。とにかく専門店にありがちな肩肘張ったところは一切無いフランクでオープンなショップなので気楽にメールや電話での問い合わせ、さらには来店して相談してみると良いだろう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

この記事の写真

/

特集