川崎汽船は9月3日、同社が運航する自動車船「TEXAS HIGHWAY」が、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)より、電気自動車海上輸送のための追加火災安全対策が講じられた船舶であることを示すノーテーションを取得した、と発表した。
これは、電気自動車火災にも対応した消火マニュアルを全船に展開し、運用している同社の取り組みが評価されたものだ。
川崎汽船は以前から自動車の安全輸送に向けた取り組みを強化しており、今回のノーテーション取得はその一環。同社は今後も他の船舶でも順次ノーテーションの適用・取得を予定しており、更なる火災対策強化を継続する方針だ。
今回取得したノーテーションは、Additional Fire-Fighting Measures for Vehicle Carrier (Fire Fighting)(Electric Vehicle)というもので、電気自動車の火災に対する追加の消火対策が講じられていることを示している。これにより、川崎汽船は顧客に選ばれ続ける海運会社として、より一層の安全運航に取り組む姿勢を明確にしている。
今後も川崎汽船は、安全性向上に向けた取り組みを続け、海運業界におけるリーダーシップを発揮していく。