三菱自動車は、英国進出50周年を記念して「ゴールデンジュビリーラリー」を開催した。このイベントには、過去50年間に発表された三菱車50台が参加し、成功を収めた。
イベントは、サイレンセスターにある三菱自動車UKの本社、ウォータームアポイントで開催された。参加者は、マネージングディレクターのトビー・マーシャル氏とMMUKの責任者シャロン・タウンゼント氏をはじめとする三菱チームから歓迎を受けた。
朝食とイベントのブリーフィングの後、車両は午前9時頃にサイレンセスターを出発した。出発時には、コルトカーカンパニー(現三菱自動車UK)の創設者の一人であり、元マネージングディレクター兼副会長のジャック・モリス=マーシャム氏が見送った。
ラリーのルートは約100マイルにわたり、美しいコッツウォルズの田園地帯と村々を巡った。各チェックポイントでは、参加者のルートブックにスタンプが押され、正しいルートを辿ったことが確認された。
ルートの途中では、著名なプレスコットヒルクライム、フォーオールズパブでの昼食、ビバリーのクラシックモーターハブが含まれていた。このラリーは、三菱自動車が28年間スポンサーを務める世界的に有名なバドミントンホーストライアルズで知られるバドミントンハウスで終了した。
全ての参加者の車両は審査され、各カテゴリーの優勝者にはモリス=マーシャム氏からトロフィーが贈られた。特別賞として、スコットランドから350マイル以上を運転して参加したルーク・ハルス氏が「スピリット・オブ・ザ・イベント」賞を受賞した。
また、アリスター・スコット氏の1999年製『ショーグンMK2 GLS』が「ベストオーバーオールビークル」賞を受賞した。この車両は、オリジナルの三菱ナンバープレート(A18 MMC)を保持していた。