BYDの日本法人のBYD Auto Japanは、12月21日に佐賀県内で初となる正規ディーラー店舗「BYD AUTO 佐賀」をオープンすると発表した。運営はモビリティズが担当する。
新店舗は鍋島駅から車で約5分の場所に位置し、周辺にはEVに適した住宅地や大型商業施設が広がっている。主要道路にも近く、佐賀大和インターチェンジを経由して九州自動車道へのアクセスも良好だ。
ショールームには、現在発売中のeスポーツセダン『SEAL』、ミドルサイズSUV『ATTO 3』、コンパクトEVの『DOLPHIN』の3車種を展示。白を基調とした清潔感とゆとりを感じさせる空間で、BYDに関する幅広い専門知識を持つセールス・スタッフが常時待機し、商談や試乗の受付等を担当する。
サービス面では、BYDのEVに関する高度なトレーニングを受けた「BYD Academy」修了のプロフェッショナルなサービス・スタッフを配置。専用のサービス工場も併設し、購入後の安心・安全なアフターサービスを提供する。
BYD Auto Japanは2025年末までに全国100店舗超の展開を目指しており、「BYD AUTO 佐賀」は37店舗目となる。現時点では本格的なショールームを備えていないものの、試乗や購入相談、アフターサービスの受付が可能な開業準備室を含めると、全国で59の拠点がオープンしている。
この積極的な店舗展開により、BYDは日本市場での存在感を高め、電気自動車の普及を加速させていく。