ゼンリンは、EVユーザー400名を対象に「利用実態やニーズ」に関する調査を実施し、その結果を発表した。この調査では、週に1回以上充電するユーザーが約7.5割を占め、充電スタンドの不足が大きな課題であることが明らかになった。特に、自宅での充電が少数派であり、多くのユーザーが目的地やその経路上で充電を行っている。
調査結果によれば、ユーザーの不満のトップは「充電スタンド数が少ない」こと。さらに、充電スタンドが適切な場所に設置されていないという声も多く、適切な場所への設置がEV普及に不可欠であると示唆されている。また、充電スタンドの「満空情報」をリアルタイムで把握したいというニーズも高く、これがEVの利便性向上に寄与すると考えられる。
ゼンリンは、全国のEV充電スタンドの詳細情報を整備し、リアルタイムでの満空情報配信を行うソリューションを提供している。これにより、充電渋滞の回避や故障中のスタンドへの案内を避けることが可能となり、EVユーザーの利便性向上を図っている。
今後もゼンリンは、EV充電インフラの拡充を支援し、EV普及に貢献していく。