本田技研工業(ホンダ)の三部敏宏社長は「恐れることは、統合が進まずより深刻な状況になることだ」と言う。日産自動車とホンダは2月13日、2社の経営統合に関する協議・検討を終了すると発表した。ホンダによる日産子会社化の提案があったことは、今回の発表で公表された。
「株式交換は日産にとってきびしい判断であることは想定していた。子会社化の提案はホンダの覚悟の表れだった」とホンダの三部社長は言う。当初は、共同持ち株会社の下に2社が存続する枠組みを想定していたからだ。
ホンダの提案に対し日産は……?
> 「ワンガバナンス」で急ぎたいホンダと、独立維持を心配した日産---経営統合の検討を中止
https://response.jp/article/2025/02/14/392024.html
> 破談への道、54日間の“婚約”---ホンダ日産の経営統合
https://response.jp/article/2025/02/17/392114.html