東京キャラクターストリートに、トミカ・プラレールショップが新装オープン | CAR CARE PLUS

東京キャラクターストリートに、トミカ・プラレールショップが新装オープン

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トミカ・プラレールショップ東京店 (c) TOMY
トミカ・プラレールショップ東京店 (c) TOMY 全 27 枚 拡大写真

タカラトミーは2月19日、東京キャラクターストリート(東京都中央区)の公式ショップ、「トミカショップ」と「プラレールショップ」の店舗デザインを一新し、「トミカ・プラレールショップ東京店」として新装オープンした。

新たに3D映像のLEDビジョンや、大人向けの「キダルトコーナー」、トミカ約700台を並べた壁面ディスプレイ、東京駅を再現したプラレールジオラマを設置。非売品トミカ・プラレールが当たるデジタルミニゲームや写真撮影ツール「トミカいっぱいアート」など、トミカ&プラレールの世界観を体感できるショップだ。

東京キャラクターストリートは、東京駅八重洲口地下の商店街、東京駅一番街にある、アニメやテレビ番組のキャラクターグッズを販売するショップが集中する一角だ。鉄道玩具『プラレール』は、2024年に発売65周年を迎え、ダイキャスト製ミニカーの『トミカ』は2025年で発売55周年を迎える、いずれもロングライフの玩具だ。これまで東京キャラクターストリートのトミカショップ、プラレールショップは、別個の互いに独立した店舗として展開していた。

リニューアルでは店舗のほぼ中央に、3D映像のLEDビジョンが設けられた。トミカ約700台を並べた大型壁面ディスプレイは圧巻だ。販売終了したモデルも陳列されている。プラレールでは3両編成単品約100本を全て並べたディスプレイになる。東京駅を模したプラレールのジオラマは、プラレールショップの常設ジオラマでは最大規模だという。

新コーナーは、大人向け商品を陳列した「キダルトコーナー」。玩具市場で成長しているセグメントだ。tomicaのロゴで展開する「トミカプレミアム」や、「プラレールリアルクラス」を訴求する。観光客だけでなく、ビジネスパーソンも多い八重洲地区ならではの品揃えと言える。タカラトミーによると高額商品は訪日外国人旅行者にも人気だそうだ。

体験型のアトラクションでは、非売品トミカ・プラレールが当たるデジタルミニゲームが面白い。いわゆるスロットゲームだが、トミカなら同じ車を3台そろえると、プラレールなら3両編成をそろえると「あたり」だ。はずれの「参加賞」にもなかなか魅力的な商品が用意されている。

「トミカいっぱいアート」は撮影した顔写真を、多数のトミカの写真で合成したモザイクふうに変換してくれる。できた画像は自分のスマホに保存できる。

ジオラマを光らせり動かせたりできるスイッチ「トミカビーム」の体験エリアも設けられた。トミカのヘッドライトからのビーム(光)をターゲットに当てると、ジオラマのギミックが作動する。トミカビーム(トミカビーム搭載トミカ)はトミカ博限定で販売され、またトミカビーム対応アトラクションもトミカ博以外ではお目にかかれないので、嬉しい。なおトミカビーム本体は店舗で販売していないので、自身が所用するトミカビームを持参する必要がある。

タカラトミーの富山彰夫代表取締役社長はオープニングセレモニーで、「トミカのブランドメッセージは『本物は、ときめく』。プラレールのブランドメッセージは『その想像を駆動させる』。それらを体感できる店舗に仕上がった」と述べた。

また、東京駅一番街を運営する東京ステーション開発の宇田川享代表取締役社長もあいさつに立ち、「リアル店舗に来て、自分の好きなキャラクターの店で世界観を感じ、空気感を感じる時間は大切だ。あらゆる世代の客に来てほしい東京キャラクターストリートにとって、トミカショップとプラレールショップは大事な店だ」と期待を述べた。

なお東京キャラクターストリートは訪日外国人旅行者も多いが、トミカでは、例えば寿司トミカ・天ぷらトミカ、歌舞伎ペイントトミカといった、“いかにも”なエキゾチック商品は設定されていない。タカラトミーによると、日産『GT-R』やトヨタ『スープラ』といった世界でも人気の日本車が、ミニカーでも人気なのだという。

東京キャラクターストリートにトミカ・プラレールショップが新装オープン

《高木啓》

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