オペルは、新型SUV『グランドランド』に最新の空気清浄システム「インテリ・エア」を搭載したと発表した。
この革新的なシステムは、高性能な空気・粒子フィルターと空気質モニタリングシステムを組み合わせたもので、車内の空気を常時管理し、快適で安全な走行環境を提供する。
インテリ・エアは、車内の空気状態を継続的に監視し、空気が汚れた際には自動的に換気を行う。外気の質が悪い場合、空気質センサーが内気循環モードに切り替え、汚染物質の侵入を防ぐ。一方、車内の空気が悪化した場合は換気を行い、新鮮な空気を取り込む。

システムの効果は、大型カラータッチスクリーンで確認できる。国際的な空気質指数(AQI)に基づいた車の形の絵文字が表示され、その色で室内の空気質を視覚的に示す。また、PM2.5センサーが2.5マイクロメートルサイズまでの粒子を検出し、常に最適な空気環境を維持する。
オペル純正の粒子・活性炭複合フィルターと組み合わせることで、インテリ・エアはさらに高い効果を発揮する。このフィルターは2層構造で、粒子だけでなく、臭いやオゾンなどのガスも除去する。特筆すべきは、花粉をほぼ100%除去できる点だ。
この新システムは、アレルギー患者にとって特に朗報となる。花粉の多い季節でも、窓を閉めて走行すれば、インテリ・エアとフィルターが室内の空気をクリーンに保つ。これにより、くしゃみによる事故リスクも軽減される。