NEXCO東日本は3月27日10時、東北自動車道の蓮田サービスエリア(上り線)に、省スペース型の無人販売店「蓮田GO」をオープンする。
この新しい店舗は、エリアトラクトとTOUCH TO GO(TTG)との共同プロジェクトの一環で、サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)における「省人化」を目指す取り組みの第2弾となる。
「蓮田GO」では、従来のお土産売り場では取り扱っていない沿線の銘菓などを24時間購入できるようになり、顧客サービスの向上を図る。今回採用されたのは、カメラ・センサーがパッケージ化された陳列棚型の「TTG-SENSE SHELF」。この新型システムにより、比較的小さなスペースでも無人店舗の展開が可能となった。
NEXCO東日本は、この取り組みにより、将来的な担い手不足の課題解決と顧客サービスの維持・向上につなげていく。まずは利用者の多い蓮田SAで検証を行い、今後他のSA・PAへの展開も検討するという。
高速道路のSA・PAでは、人手不足や24時間営業の維持が課題となっている。「蓮田GO」のような無人販売店の導入は、これらの問題に対する新たな解決策として注目されている。省スペース型の設計により、従来は難しかった小規模なエリアでも無人店舗の設置が可能となり、サービスの拡充が期待される。