キャンピングカー製造で国内首位のトイファクトリーは、神奈川県相模原市の相模湖畔に大型キャンピングカーを保管できるモータープール施設を、今春オープンすると発表した。
施設は「さがみ湖MORI MORI」内の「PICAさがみ湖」の駐車場スペースを活用。レジャー施設内にキャンピングカー用モータープールを開設するのは全国初という。
このプロジェクトは、トイファクトリーと相模湖リゾート(富士急グループ)、株式会社ピカとのコラボレーションにより実現した。キャンピングカーの保管場所としてだけでなく、周辺のレジャー施設を利用することで、キャンピングカーユーザーの楽しみが広がる。
トイファクトリーは、2021年にフィアットプロフェッショナルと正規ディーラー契約を締結し、フィアット『デュカト』をベースとしたキャンピングカーを発表している。デュカトは大型ボディを生かした広い居住空間が特徴で、トヨタ『ハイエース』ベースからの乗り換えが増加している。
新しいモータープールは、中央道相模湖東ICから約7分、東京都心から約1時間の好立地にあり、特に関東エリアの大型キャンピングカーの顧客にとって、保管場所や車庫証明の問題を解決する。施設は2025年春頃にオープン予定で、24時間セキュリティ監視や電源設備などの利便性を提供する。詳細はオープン時に発表される予定だ。