富士スピードウェイは、5月30日から6月1日にかけて「NAPAC 富士24時間レース」を開催すると発表した。このレースは、「ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE」の第3戦として行われる。
富士24時間レースは、日本最大級の参加型レースとして知られる。市販車に近いツーリングカーで長距離を走る耐久レースで、日本で唯一の24時間レースだ。
レースは5月30日の予選を経て、31日正午にスタート。6月1日正午にゴールを迎える。参戦車両はコンパクトカーからスーパーカーまで9クラスに分かれて競う。24時間にわたる決勝レースでは、ドライバーの能力だけでなく、ピット作業でのチームワークも試される過酷な戦いとなる。

観客は、昼間の激しい競り合いに加え、レーシングカーの夜間走行も観戦できる。恒例の花火や、暗闇のコースを流れるレーシングカーのライトによる幻想的なシーンも楽しめる。
サーキット内では、様々な場所でレースを観戦しながら、キャンプやBBQを楽しむことができる。今年は新たに「RECAMP富士スピードウェイ」というキャンプ場も利用可能となり、シャワー棟や炊事場も完備されている。

さらに、会場では音楽イベントやドライバートークショー、お祭りスペース「S耐横丁」、グルメフェアなど、多彩なイベントも用意される。
観戦チケットは3月6日より、全国のローソン、ミニストップの店頭端末およびローチケ、FSWオンラインチケットで順次発売。「RECAMP富士スピードウェイ」の宿泊予約は3月20日から予約サイト「なっぷ」で開始される。