ゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)は、4月12~13日に英国で開催されるグッドウッドのメンバーズ・ミーティングに5年連続で参加すると発表した。
今年の第82回メンバーズ・ミーティングでは、GMAの最新スーパーカー『T.33』と『T.50sニキ・ラウダ』が中心的な存在となる。
両モデルは週末を通じて歴史あるモーターサーキットを走行する予定だ。特に注目されるのは、インディカー・シリーズチャンピオンのダリオ・フランキッティが、T.50sのハンドルを握ること。フランキッティは2024年の第81回メンバーズ・ミーティングで、ゴードン・マレー氏とリッチモンド公爵とともにT.50sをお披露目している。
GMAは2021年の第78回メンバーズ・ミーティングでT.50を公開して以来、100台限定生産の半数以上を顧客に納車済みだ。今回のイベントでは、GMAのV12エンジンが歴史あるサーキットで轟音を響かせる様子を楽しむことができる。

グッドウッド・ロード・レーシング・クラブの会員とゲストは、ブルックランズ・ローンでT.33スーパーカー、T.50sトラックカー、そして美しく設計されたGMAのV12エンジンを間近で見ることができる。また、近くのパドックには、ゴードン・マレー氏の個人コレクションから選りすぐりの車両が展示される。これらは、マレー氏の60年にわたる軽量設計とエンジニアリングアートのインスピレーション源となった車両だ。
ゴードン・マレー氏は「軽量でドライバー中心のスーパーカーを、知識豊富なグッドウッドの観客と共有できることは常に喜び。T.50、T.50sニキ・ラウダ、T.33のエンジンを始動させるたびに、目と耳で楽しめる。今年のメンバーズ・ミーティングは、自動車設計60周年を記念する素晴らしい機会となる」とコメントしている。
GMAは近年、メンバーズ・ミーティングを新車発表の場として選んでおり、T.50(2021年)、T.33(2022年)、T.33スパイダー(2023年)、そしてT.50sのグローバルデビュー(2024年)を行っている。