アルファロメオは、創立115周年を記念する特別なロゴを発表した。このロゴは、同社の伝説的な歴史への敬意を表すものとなっている。
新ロゴの発表は、アルファロメオの歴史における2つの重要な出来事と時期を同じくしている。1つは1930年のミッレミリアでタツィオ・ヌヴォラリが達成した歴史的勝利、もう1つは1923年のタルガ・フローリオでクアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)がデビューした時だ。
2025年は、アルファロメオにとって他にも重要な記念の年となっている。「GPティーポP2」が初の世界自動車選手権で優勝してから100周年、「1900」型のデビューとF1での初優勝から75周年、「ジュリエッタ・ベルリーナ」のデビューから70周年、「ジュリア・スプリントGTA」のデビューから60周年、「33 TT 12」のメーカー世界選手権優勝から50周年、そしてアルファ「75」の登場から40周年を迎える。

この記念ロゴは、今後のイベントやラリー、グッズなどで中心的な役割を果たすことになる。世界中に250以上あるアルファロメオクラブは、このロゴを自由に使用して115年の情熱を祝うことができる。
アルファロメオによると、このロゴは、過去、現在、未来を結びつける現代的なデザインで、アルファロメオの遺産を称えるもの。115という数字の上昇する対角線は、イノベーションへの推進力を象徴しているという。
6月24日にアルファロメオは115歳の誕生日を迎える。この記念すべき節目に、同社はイタリアの情熱、スタイル、そしてモータースポーツの競争の歴史に敬意を表している。新ロゴの発表は、ブランドとその熱狂的なファンである「アルフィスティ」との深い絆を強調する象徴的なジェスチャーとなっている。
