2025年9月20日(土)、宮城県仙台市の夢メッセみやぎにて東北の地域部品商3社(株式会社佐藤部品、三和自動車商事株式会社、株式会社山形部品)が実行委員会に名を連ねる自動車アフターマーケット事業者向けのビジネス展示会「オートアフターマーケット東北 2025(以下、AA東北2025/実行委員長:株式会社佐藤部品 代表取締役 佐藤徹)」が開幕した。

AA東北2025には、最新の整備機器、部品、用品、ツールを始め、カーディテイリング関連の商材、IT関連のサービスなど、98社・281小間が出展。また、自社の今後のビジネス展開のヒントとなる業界セミナー(無料で聴講可能)が20セッション企画。会場には多くの来場者が訪れた。
さらに今年のAA東北と、小中学生向けの自動車整備体験イベント「ジュニアメカニック2025 in東北」が同時開催。会場には小さな子供たちの姿も見られた。

注目の製品

アイシンは整備機器の取り扱いを増やしていく方針を示し、今回はホイールアライメントテスターを参考出品した。

ウルトジャパンは10月発売予定の水性防錆剤を展示していた。


安全自動車のブースには、大型車のナット外れによる脱輪を防止するセンサーや、EV作業時の安全確保を目的としたEVイモビライザー(参考出品)が展示されていた。

ケイヨーエンジニアリングには、TOYOTA純正ディスプレイオーディオを後席モニターで楽しめる変換ユニットが展示されていた。

またAA東北初出店の企業「大昌」は、タイヤ管理システムを展示。タイヤ保管の需要が多い東北の事業者の注目を集めていた。

同じく初出店の桂通商は、車の内装の汚れやシミを落とすクリーナーを訴求していた。
激変する自動車アフターマーケットで生き残っていくためのヒントを見つけようとする来場者の眼差しはまさに真剣そのものだった。AA東北は9月21日まで開催している。