ヒョンデ・モビリティ・ジャパンとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、11月18日から軽井沢の魅力発信に向けたモビリティ実証実験を開始すると発表した。
軽井沢は年間約850万人が訪れる国内有数の観光地だが、繁忙期には交通渋滞や移動手段の不足といった課題を抱えている。今回の実証実験では、これらの課題解決を目指す。
実験では、ヒョンデのカーシェアリングサービス「MOCEAN(モーシャン)」と、CCCの体験型地域メディア「JAPAN 100」を連携させる。軽井沢書店付近にヒョンデのフラグシップEV『アイオニック5』を2台設置し、利用者には3時間無料クーポンを提供する。
「JAPAN 100」は日本全国のカルチャースポットを発見できる体験型地域メディアで、地域の専門家が厳選したスポットを紹介している。「MOCEAN」との連携により、利用者は現在地から近いスポットの提案やテーマ別おすすめルート、多言語対応などのサービスを受けられる。
サービス開始日は11月18日(火)で、現在事前予約を受け付けている。両社は地域に寄り添った実効性の高いソリューションを共同で企画・実施することで、移動体験の向上と新たな価値創出を目指している。


