株式会社インターサポート(大阪市中央区/高松晃貴代表取締役社長)は、2026年2月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催された『第23回 国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE 2026)』に出展。最新スキャンツール「G-SCAN Z2」シリーズや、膨大なデータを学習させた整備特化型AIによる「G-SUPPORT」など、ハード・ソフト・情報の3要素を統合した次世代の整備支援体制を来場者に披露した。

新世代のスキャンツール「G-SCAN Z2」フラッグシップモデル
今回の展示で最も注目を集めたのは、フラッグシップモデルを含む新世代のスキャンツール「G-SCAN Z2」シリーズだ。最大の進化点は、DoIPやCAN FDといった次世代通信規格を採用した車両に対応した点にある。これにより、高度化する最新車両の診断をより確実かつスムーズに行える環境を整えた。
また、現場での1分1秒を惜しむ整備士の声を反映し、Android OSの最適化によって約36秒という圧倒的な高速起動を実現したほか、カメラ式とは一線を画す「レーザー式QRリーダー」を内蔵。ピント合わせが不要で、周囲の明るさに左右されず車検証情報を瞬時に読み取ることが可能となっている。なお、2026年春頃にはAndroid版の「特定DTC照会アプリ」への対応も予定しており、OBD検査への備えも万全だ。

整備作業を圧倒的に効率化
同社の強力な差別化ポイントとして紹介されたのが、アフターサポート体制「G-SUPPORT」の劇的な進化だ。25年以上の歴史の中で蓄積された40万件超の対応事例と1万3000冊を超える整備書という圧倒的なビッグデータを背景に、診断業務の効率化を支援している。特筆すべきは、独自開発の「整備特化型AI」の導入だ。これにより、窓口の営業時間外や休日であっても、DTC(故障コード)の解説や消去方法といった診断に関する疑問には、AIが24時間365日体制で即座に回答。
さらに、AIによる回答範囲に留まらず、各部の締め付けトルクや油脂類の指定量、部品の脱着手順といった詳細な一般整備情報についても、ツールやPCなどからインターネット上で整備技術情報資料を閲覧できるほか、チャットやFAXを通じたきめ細やかなサポート体制を完備している。同社スタッフは、これらの仕組みが整備士の「調べる時間」を劇的に削減し、本来の業務である「車に触れる時間」を最大化させるための伴走者であることを強調した。

G-SCANと併用して作業効率アップ
さらに、今後の整備工場における収益の鍵となるエーミング作業への対応も手厚い。展示された「エーミングモニター」は、各メーカーのターゲットをデジタル表示することで、物理的なターゲットの保管場所や準備の手間を解消する。リフレクターには、センサー位置を正確に合わせられる独自の目盛りを搭載し、エラーの少ない確実な作業を支援している。
これらのハードウェアを使いこなすための技術提供として「G-TRAINING(技術研修会)」も展開しており、近年では遠方の整備工場でも気軽に参加できるよう、短時間で要点を学べるオンライン研修も拡充させている。

同社は、診断の核となる「G-SCAN」、AIによる広範な情報提供を行う「G-SUPPORT」、そして技術を高める「G-TRAINING」の3つを強固にリンクさせ、変化の激しい自動車整備業界を全方位からサポートしていく構えだ。IAAE 2026の会場では、これら最新ソリューションのデモンストレーションに多くの来場者が足を止め、熱心に見入る姿が見られた。

