スカニアジャパンは9月10日、同社が輸入したトラックについて国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象は、2024年9月~2026年1月に製作された783台。
動力伝達装置(トランスミッション)のギヤボックス内部において、ギヤセレクターシャフトにギヤシフトフォークを固定するピンの設計検討が不十分なため、高負荷状態でのギヤシフト操作を繰り返すと、固定ピンが緩むことがある。
その結果、変速時間の増加やギヤへの係合不良といった変速異常が発生し、そのまま使用を続けると、ギヤシフト操作を行っても適切に切り替わらず、実際のギヤ位置とインストルメントクラスターに表示されるギヤ位置が異なるおそれがある。
これに対しスカニアジャパンは、全車両のトランスミッションコントロールユニットを、実際のギヤ位置とインストルメントクラスター上の表示が異なった場合に警告を発するよう書き換える。また、当該不具合に関する警告が発せられている場合には、固定ピンを対策品に交換する。
現在までにこの現象による不具合、事故は報告されていない。


