いすゞ自動車は10月2日、フル電動バス、『エルガEV』の電気装置(インバータ)に不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2024年11月26日~2026年7月20日の間に製作された1型式1車種、計134台。
不具合の内容は、電力変換装置(インバータ)において、基板のはんだ付け工程が不適切なため、正しくはんだ付けされていないものがあり、熱膨張と収縮の繰り返しにより当該はんだ部に亀裂が生じることがある。
そのため、端子部の接触が不安定となり制御信号が乱れ、インバータ内部で短絡が発生し、EVシステム異常警告灯が点灯して走行不能となるおそれがある。また、当該短絡により車両の制御回路が損傷すると、連続通電によりハーネス等が発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、インバータを良品に交換するとともに、故障コードを点検し、関連する異常がないことを確認する。また一部の車両においては、MCU(モーターコントロールユニット)を新品に交換する。
不具合の発生件数は1件、火災が1件報告されている。


