【IAAE16】曙ブレーキの10ポッドキャリパー発見!…市販はいつ?
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大型のSUVは必然的に車重も重くなりホイール径も大きくなるため、スポーツカーでなくとも強力な制動力が求められている。一般に大径のディスクローターに対して安定した制動をかけるには、パッドの面積も大きくする必要がある。そして、そのパッドを均一に押し当ててやるため、ピストンを複数に分散させるのがマルチポットのブレーキキャリパーということになる。
曙ブレーキ工業では、このようなニーズに対応するため、10ポットのキャリパーを開発したという。すでに市販は決定しているとのことだが、いつごろか、どの車に搭載されるのかはまだ発表できないそうだ。ただし、正式なリリースも出し、現物の展示も行っているので、そう遠くない将来、これを搭載した市販車を見ることができるだろう。その場合、本体の色やブランドロゴは供給先のメーカーのものになるはずだ。
《中尾真二》
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