【アウトメカニカ16】ドライブログアプリ、ボッシュブランドで世界展開を目指す
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イベントレポート
ドイツの大手サプライヤーボッシュは、「修理&メンテナンス」エリアに巨大なブースを出展し、自動車部品だけでなく、メンテナンス用の機械類なども展示していた。
そのすぐ横で、ボッシュのロゴをあしらいながらも少し小さめなブースにクルマが1台と、巨大なスマートフォン画面が表示されていた。「ドライブログ・コネクト」と書かれたブースでは、ボッシュの100%子会社「モビリティ・メディア」が開発したドライブログアプリと、それに必要なOBDプラグを展示、販売していた。
「OBDでクルマとスマートフォンを繋ぐことで、クルマの状態をスマートフォンの画面上で常時確認できるようになります」という営業担当者。どこをどれぐらいの速度で走ったかというログ機能や、燃費良く走っているかなどのリアルタイム表示はもちろん、クルマに何か不具合が生じた際にその原因説明や、近くの修理工場までを案内する機能なども搭載されているという。
ビジネスモデルとしては、OBDプラグの販売と修理工場などへのデータ販売。取得したデータはクラウド上で管理されるとのことだ。
OBDからスマートフォンの接続はBluetoothで行う。ドイツ国内で3カ月前に販売を開始し、端末の値段は69.90ユーロ。月額料金などはかからない。ボッシュの販売網を活用し、世界展開も計画しているということだ。
《関 航介》
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