自動運転技術の要件を策定へ---第6期ASV推進計画を開始
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国交省では、交通事故削減を目的に、産学官の協力の下、先進安全自動車(ASV)に関する技術の開発・実用化・普及を促進する「ASV推進計画」を1991年度から実施しており、これまで5期25年間にわたって交通事故死者数の低減に資するASV技術の実用化に取り組んでいる。
今年3月に策定された第10次交通安全基本計画で「道路交通の安全についての目標」として24時間死者数を2500人以下とすることが掲げられている。この目標を達成するための具体的な施策として、ドライバー異常時対応システムなどの新技術開発・普及促進、自動運転技術の開発・普及のための環境整備などが挙げられている。
今回これらを踏まえ、2016年度から「第6期ASV推進計画」(5カ年)を開始し、自動運転の実現に必要な先進安全技術について、開発・実用化の指針を定めることを念頭に、具体的な技術要件について「第6期先進安全自動車(ASV)推進検討会」で検討する。
《レスポンス編集部》
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