英国のジャガーカーズは4月5日、ドイツで開幕した「テクノ・クラシカ・エッセン 2017」において、ジャガー『EタイプREBORN』を初公開した。同車はジャガーの1960年代の名車、『Eタイプ』を、ジャガー・クラシックがフルレストア。製造元であるジャガーから直接購入できるという貴重な機会を、顧客に提供するという特別なプログラム。ジャガーEタイプのエキスパートたちにより選定された車両をベースに、1960年代当時のオリジナル仕様に従って、完全にレストア。ジャガーに保管されている製造記録や図面を用い、さらに数十年にわたって培ってきたコンクールなどで受賞するほどのレストア技術を投入。正真正銘のジャガー車であることを保証する。また、車両の品質、耐久性、そしてコレクション性を最大限高めるために、ジャガー・クラシック・パーツのみを使用した。オリジナルの車両は可能な限り保持、修復しつつも、安全性を確保する上で重要となってくるパーツについては、新しいジャガー・クラシック・パーツに変更。ジャガー・クラシックがパネルプログラムを分解して再構築したボディパネルを必要な箇所に配置し、腐食を防止しながら、アイコニックな外観を最適な形で復元する。EタイプREBORNの価格は28万5000ポンド(約3930万円)から。初期モデル10台を、英国のジャガー・ランドローバー・クラシック本部が直接販売する計画。