日本初! 小型EVトラック用急速充電設備を開設
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三菱ふそうトラック・バスは、2017年後半から世界初のEV小型トラック『eCanter』の販売を予定している。同車は川崎工場で生産され、日本をはじめ米国や欧州に納入される。小型トラックは、コンビニ業界や宅配便などに必要不可欠な物流の要。しかし騒音や環境への影響も内包していたため、『eCanter』の導入でそれらが解決されることが期待される。
ただ、問題は充電インフラの整備だ。現在、日本国内には約7000箇所の急速充電施設が設置されているが(2017年1月11日現在 ※CHAdeMO協議会調べ)、小型トラック用の充分なスペースを確保した施設はなかった。そこで三菱ふそうは、小型EVトラック用途に特化した施設を開設し、ユーザーにサービスを提供する。
施設の利用は24時間可能で、CHAdeMO方式(出力:50kW、直流50~500V、125A)7台、CHAdeMO/COMBO方式併用(出力:50kW、直流50~500V、125A)1台を備える。
公開同日に行われた記念式典には、三菱ふそうトラック・バスの松永和夫代表取締役会長をはじめ、マーク・リストセーヤ同社代表取締役社長・CEO、福田紀彦川崎市長らが列席。リストセーヤCEOは「巨大都市にはこのような設備が必要不可欠。行政機関やお客様と協力しながら、地球環境の改善に努めていきたい」。福田市長は「川崎市は工業の発展と共にあり、公害問題とも向き合ってきた。急速充電設備の普及に向けて、連携・協力して取り組んでいきたい」と語った。
三菱ふそう、川崎に小型EVトラック用急速充電設備を開設…日本初
《阿部哲也》
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