EV開発強化…ホンダが「EV開発室」を設立
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新型EVのうち、1車種は中国専用モデル。中国では、政府のNEV(ニュー・エネルギー・ビークル)政策によって、排出ガスのクリーン化、燃費の向上、そして電動化の3つの領域すべてにおいて、世界最高レベルの達成が求められている。ホンダは独創的な技術でより早く、高いレベルでこれらを達成するべく、2018年に中国専用の新型EVを発表する。
もう1車種のEVは、中国市場とは異なる他の地域に向けた専用モデルになる。ホンダによると、現在開発を進めており、2017年秋のモーターショーで初公開する予定だという。
ホンダはゼロエミッションビークル(ZEV)として、燃料電池車(FCV)を重視してきた。しかし今後は、EVの開発も強化し、2030年に四輪車グローバル販売台数の3分の2を、電動化することを目指す。
なお、ホンダは電動車両の開発速度を速めるために、開発体制を強化。パワートレインから車体まで、1台を一貫して開発する専門組織「EV開発室」を、研究所内に設立したことも、合わせて明らかにしている。
ホンダ、「EV開発室」を設立---2018年までに2車種を発表
《森脇稔》
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