【石和温泉郷クラシックカーフェス2017】BMW2002ターボ やリンカーン コンチネンタルなどの外国車
イベント
イベントレポート
フォルクスワーゲン『カルマンギア』1963年
イタリアのカロッツェリアであるギア社がデザインし、ドイツのコーチビルダーであるカルマン社がボディを担当。パワートレインを始めとしたシャーシの基本構造はフォルクスワーゲン『タイプ1』(ビートル)と同じで、水平対向4気筒の空冷OHVエンジンをリアに搭載する。この個体はタイプ3。
BMW『2002』ターボ 1973年
量産車初のターボエンジン搭載車。水冷直列4気筒SOHCエンジンは170馬力を発生し、最高速は211km/hを誇った。いわば02シリーズの究極バージョンで、逆さ文字で「TURBO」と書かれたフロントスポイラーやオーバーフェンダーが迫力もの。
リンカーン『コンチネンタル』マークV 1977年
全長5850mm、全幅2024mmという巨大なパーソナルクーペ。大排気量のV8エンジンを搭載した昔ながらのアメ車だ。スペアタイヤをリアに搭載していたころの名残である”コンチネンタル・トランク”が特徴。この個体は、純正カラーのライトブルーが美しい。
トライアンフ『TR-3A』 1959年
イギリスのライトウエイト2座オープンスポーツ。”A”は再度のマイナーチェンジでラジエーターグリルが横長になっている。2000cc4気筒OHVユニットは100馬力を発生した。お決まりのボディカラー、ブリティッシュ・レーシンググリーンが渋い。
オペル『GT』 1973年
1968年から1973年まで生産された、ドイツのコンパクト2座スポーツカー。”ミニコルベット”とも呼ばれるデザインで、アメリカ市場では手軽なパーソナルカーとして人気を呼んだ。この個体は1897cc90馬力の「1900GT」である。
《嶽宮 三郎》
この記事の写真
/