【カーオーディオ・マニア】ユニットサブウーファー導入編 その2
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先週からは、「ユニットサブウーファー」の導入に関するあれこれの解説をスタートさせた。今週はその続きをお贈りする。
まず前回は、「ユニットサブウーファー」を鳴らすためには「ボックス」が必要であることをご説明した。今回からは、「ボックス」のタイプについて考察していく。
さて、「サブウーファーボックス」にはタイプがある。カーオーディオで使われることが多いのは、主に以下の2タイプ。1つが「シールドボックス」、もう1つが「バスレフボックス」だ。
「シールドボックス」とは「密閉型」とも言われている。読んで字の如く、「ユニットサブウーファー」の裏側から発せられる音を、“密閉”された箱の中に閉じ込めようとするタイプの「ボックス」だ。構造的にはもっともシンプルであり、もっとも失敗の少ないタイプ、とも言える。
また、他のタイプと比べて、「ボックス」の大きさを小さめに作れることもメリットだ。搭載スペースを最少にとどめたいと考えたときは、「シールドボックス」にはアドバンテージがある。
サウンド的には、比較的にタイトな音が得られやすい、とされている。ただし、これについては「ボックス」の容量を工夫することである程度のコントロールが可能となる。小さめに作るほどタイトに鳴らせる傾向があり、大きめに作るほどにゆったりと鳴らせるようになる。
なお、どのくらいの容量にすべきかは、製品の取扱説明書等で示されている“推奨容量”を見ることで判断できる。大概は、“ミニマム”と“マックス”の値が示されているので、その範囲に収めることを基本に作られる(場合によっては敢えて、その範囲を超えた値で作られることもある)。
今週はここまでとさせていただく。次回もこれに引き続き、「ユニットサブウーファー」を鳴らすための「ボックス」のタイプ解説を行って行く。お楽しみに。
【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第4章 ユニットサブウーファー導入編 その2
《太田祥三》
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