【6輪生活】気になる“リセールバリューの高い”バイクとは?…バイク王
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リセール・プライスの高いバイクは、需要の高いバイク、つまり『人気のあるバイク』と言い換えることもできる指標となる。気になる結果は以下の通りだ。
◆排気量別ランキング上位5位
〈原付一種・二種〉
〈軽二輪〉
〈中型二輪〉
〈大型二輪〉
今回のランキングでは、昨年の同時期(6月~8月)と比べ、軽二輪(126cc~250cc)クラスの車種が占める割合が大きい結果となった。これは、各メーカーより新型車種が続々と発表されており、特に軽二輪クラスは昨年の同期間と比べ、最大143.2%(6月)の新車販売台数を記録するなど、ライダーやバイク業界からの注目度が高まっているためと考えられる。一方で、9月から適用される新排ガス規制により従来モデルが多数生産終了となるなど、メーカーのラインナップに新たな潮流が見られる。一部では海外モデルの国内投入の報道もある中でランキングにも大きな変化を見せるのか、今後の動向が注目されるところだ。
◆総合ランキング
22回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『ホンダ・CBR250RR』が2位に2.3pt差を付け首位に輝いた。
ホンダ・CBR250RRは2017年4月に発表されたばかりの最新モデルで、発売前より話題となっていた注目モデル。現行250ccクラス最強となる38psのパワーを発揮する完全新設計のエンジンを搭載し、足回りには倒立フォークやプロリンクサス、灯火類はすべてLEDを採用するなど、近年稀にみる豪華装備が魅力だ。今回初のランクインとなったが、これは中古市場に出始めたばかりで状態のいい個体が多いということだけでなく、発表後3日でメーカーの年間販売計画台数(3,500台)を上回る受注を記録するほどの大きな需要に起因する高値傾向であると推察される。
◆リセール・プライスとは
バイクを再び売却(=リセール)するときのプライス(=価格)を指す。
2017年10月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できる。
本指標は、年間10.3万台(2016年11月期)の取り扱い台数を誇る『バイク王』のデータを基に、バイク王 バイクライフ研究所が独自に集計したもので、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としている。
◆ 算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2017年10月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2017年10月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
【バイク王 バイクライフ研究所について】
バイク王 バイクライフ研究所は、『バイクライフの生涯パートナー』をブランドビジョンに掲げる株式会社バイク王&カンパニーが、バイクライフの楽しさやバイク市場の動向などを広く社会に発信することを目的に、2011年8月に発足した情報発信組織。
昨今、バイク業界は新車の販売不振や趣味嗜好性の多様化による若年層のバイク離れなど、明るいニュースに乏しい状況が続いている。バイク王 バイクライフ研究所は、中立的な立場を意識し、専門家やユーザーの方からの意見・データを収集・集積するとともにインタラクティブな情報交換を行い、その結果をユーザーやマスメディアに向け、積極的に発信することで、バイク業界の活性化に寄与していくことを目的としている。
《カーケアプラス編集部》
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