メンテの途中で「ネジ山」をなめてしまった!…困った時の対処法とは? | CAR CARE PLUS

メンテの途中で「ネジ山」をなめてしまった!…困った時の対処法とは?

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ネジが外せずに途方に暮れるのはひとつの“あるある”だろう
ネジが外せずに途方に暮れるのはひとつの“あるある”だろう 全 6 枚 拡大写真
クルマ好きの読者の中には、休日に愛車をメンテナンスしたり、DIYを楽しむ人も多いだろう。そんな時の“困ったあるある”が「ネジ山」を潰しネジを回せなくなって途方に暮れる経験…誰しもきっとあることだろう。それ以外にも、錆びついたり固着したネジや、特殊な形状のネジを外せないということもよくある話だ。

そこで今回は、そのお悩みをスッキリ解決してくれるツールを紹介しよう。大阪に本社を置く工具メーカー、株式会社エンジニア(代表取締役:高崎充弘)が開発・製造する「ネジザウルス」だ。この独特なネーミング、一度は耳にしたことがある人もいるかもしれないが、なかなかのスグレモノなのだ。

横溝に加えて縦溝が入り、独自の設計によって掴んだネジの保持力を高める構造だ
ネジザウルス最大の特長は、外せなくなってしまったネジを“外せる”ことにある。パッと見は、どこにでもあるペンチ。使い方もペンチと同様、でネジの頭を挟んで回すという至ってシンプルな方法だ。
だが、よくよく見てみると、ネジを掴むための先端部分の作りが違う。通常のペンチだと横溝だけなので滑って掴めないが、ネジザウルスには横溝に加えて縦溝が入り、独自の設計によって掴んだネジの保持力を高める構造になっているのだ。

よく見てみると通常のペンチとは作りが違うことがわかる
“ザウルス”の名の通り、一度掴んだら強力な“アゴと牙”で放さない作りだ。下の動画をご覧になれば、その実力がおわかりいただけるはず。



また、ネジザウルスは、ネジの大きさや形状、使う場所やスペースなどによって幅広いラインナップから最適なモデルを選ぶことが可能だ。

中でもクルマなどのメンテ作業にオススメなのが「ネジザウルスRX/PZ59」というモデルだ。新技術の「ギア歯」という機能により薄い板もしっかり掴めるようになっており、T型のグリップを採用したことで軽量化され、ねじれにも強くなったという。
加えて、これまで掴めなかった大きなネジ(M8)にも対応し、ネジに食い付く力が従来品と比べて大幅に向上。少ない力でネジを回す事が可能になった。シリーズ最大・最強で対象物を強く掴む事ができる進化型のネジザウルスなのだ。

シリーズ最大・最強、進化型のネジザウルス「RX/PZ59」
新技術の「ギア歯」という機能により薄い板もしっかり掴める
T型のグリップを採用したことで軽量化され、ねじれにも強くなった

外せないネジで諦めてしまった作業があったら、ぜひ試してみて欲しい。工具箱に忍ばせておくと良いだろう。

《カーケアプラス編集部》

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