【カーオーディオ・マニア】AZワゴン by リクロス 後編(オーナー:妹尾尚子さん)
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■搭載スピーカーは「フォーカル」。セットプランでお得にゲット!
早速、妹尾さんの愛車「マツダ・AZワゴン」に搭載されているカーオーディオシステムの詳細を紹介していこう。
システムレイアウトは至ってシンプルだ。メインユニットに、『ダイヤトーンサウンドナビ・NR-MZ80』を採用し、その内蔵パワーアンプで、フォーカルのエントリースピーカー『ISS 170』を鳴らしている。さらにはリアスピーカーも交換。こちらにはグラウンドゼロのコアキシャルタイプをチョイスした。後席のパッセンジャーにも良音を届けられるようにしてある、というわけだ。
なお、フロントスピーカーの『フォーカル・ISS 170』は、『リクロス』が“スピーカー交換の楽しさを多くの人に紹介するため”に用意した、『リクロス59セットプラン』に含まれているものだ。
当セットはスピーカーに、特製インナーバッフル、スピーカーケーブル、防振プランLite、音調整、基本取付工賃までがすべてコミコミとなり、税抜価格5万9000円で提供されているものだ。スピーカー単体の税抜価格が4万円であることを考えると、破格のプライスと言っていい。ほしい製品が他にある場合には当プランは向かないが、特に指定の銘柄がないのであれば、当セットは相当にリーズナブル。選べるスピーカーは1モデルだけとは言いつつも、これがまたそもそも人気製品。間違いはない。誰が聴いても気に入るであろう、上質で心地良いサウンドをゲットできる。
妹尾さんがこのサウンドに大満足していることは、前回にお伝えしたとおりだ。これまで外装、内装にさまざまなパーツを装着してきた中で、「もっとも気に入っているのがこのスピーカー」と言うほど、この音色に心酔している。
■「音楽を聴かずにドライブすることはないです。音量は大きめで」
なお妹尾さんは、当スピーカーの性能をさらに引き出すべく、『デッドニングプラン』(税抜価格:4万円~)も実行している。『リクロス59セットプラン』にも基本的な“デッドニング”は含まれているが、もう1グレード上のサウンドを得ようとしたのだ。こちらのオプションプランでは、アウターパネル、インナーパネルそれぞれへのより本格的な制振作業、サービスホールを塞ぐ作業、さらにはスピーカー裏の背圧処理までがパッケージされている。
妹尾さんがサウンドを心地良いと思っているのは、これが効いているからでもある。“デッドニング”とはいわば、「スピーカーボックスを作る」作業だ。スピーカー交換に興味をお持ちの方は、手厚い“デッドニング”メニューも施すと満足度がさらに増すことを、ぜひとも記憶に留めておいていただきたい。
妹尾さんは、こんな話も聞かせてくれた。
「実を言うと、もともとは出不精なんですよ。身支度をするのが面倒で(笑)。でも、クルマに乗ってしまうと楽しくなる。やっぱり音が良いからですね。ついつい音量は大きくしがちです。下品なくらいに(笑)。最近は抑え気味にはしているんですけど。
音楽を聴かずに走ることはないですね。良く聴いているのはビジュアル系、あとはE-girlsとか安室ちゃんとかもよく聴きます。ノリが良い音楽が好きなんです」
■「いつかはやっぱりセダンが欲しい。そしてそのクルマでも、良い音を楽しみたい」
さて、妹尾さんはVIPカーに興味を持ったことをきっかけしてクルマ好きになったとのことだった。いつかはやはり…。
「セダンが欲しいですね。でも、まだ具体的にはプランは練っていません。ローンが終わるまで1年を切っていますが、とにかくそれまでは静かにしていようと(笑)。考え始めるのは、ローンが終わって頭金が多少貯まってからですね。
時期が来たらまた池田さん(リクロス代表)にいろいろ相談しながら、車種のことからパーツのことまで、じっくり考えたいですね。池田さんはこちらの予算に合わせて、無理のない範囲で提案してくれるんです。だからお任せして安心なんですよ。
クルマを換えたら、まずはスピーカー交換から始めたいと思っています。もう純正スピーカーの音には戻れません(笑)。スピーカーももちろん、池田さんが薦めてくれるものに。信頼していますから(笑)」
カーオーデイオにはいろいろな楽しみ方があるが、妹尾さんのように、最初に導入したシステムをじっくりと楽しみ尽くすのも良いものだ。手軽なシステムであっても、手を掛けて取り付けを行うことで、純正システムとは比べようもない、ハイクオリティなサウンドが聴けるようになる。スピーカー交換は確実に、大きな満足を与えてくれる。妹尾さんは今、それを満喫中なのだ♪
car audio newcomer! U-23 マツダ AZワゴン(オーナー:妹尾尚子さん) byリクロス 後編
《太田祥三》
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