初日の出暴走の衰退化…不正改造車取締りで見えてきた課題とは?...首都高
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警視庁は同日、その結果を公表。灯火類などの整備不良1件、保安基準に適合するよう是正を求める整備命令4件が執行されたことを明らかにした。
中央区銀座1の首都高速都心環状線内回りの京橋料金所付近で実施された取締りには、高速道路交通警備隊と関東運輸局東京支局が、現場で確認できるだけでも20人ほどが携わっている。
首都高速での年始の取締りは、1990年代に活発に活動した初日の出暴走と連携して始まったが、その活動が衰退するにつれて課題も浮かび上がっている。不正改造車の通行が少なくなったことに加えて、取締りが始まると共にSNSなどで取締り情報が共有されてしまうため、実態把握が難しい。
取締りでは、通行中の不正改造を疑われる車両がパトカーに先導されて検査スペースに誘導される。しかし、この日も0~1時の1時間の公開取締りで誘導された車両は1台もなかった。以前は、年末年始の出来事のひとつとして取材が絶えなかったが、ここ数年テレビカメラも入っていない。
警視庁は警察官約450人、車両約200台を動員して、2017年12月30日~2018年1月2日まで同様の取締りを続けている。また、国土交通省関東運輸局も首都圏で不正改造の是正に取り組んでいる。静かな年末年始を守るためのコストは安くない。
首都高、年始の不正改造車取締りに課題...警視庁
《中島みなみ》
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