【カーオーディオ・マニア】スバリストに知ってほしい! WRX と レヴォーグ の車内でハイレベルなサウンド体験が可能に!
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■4つの情報画面を一画面に表示し、目的に合わせてメインエリアの拡大縮小・切り替えを自在に行える"Quad View"!
最初に、概要を紹介しておこう。今回、「SUBARU・WRX S4/STI」と「SUBARU・レヴォーグ」のディーラーオプションのナビゲーションとして新たに加わったのは、Clarionの『Quad View ナビ』(税込価格:17万4960円)。そしてそのオプションのカーオーディオシステムとして、同社の『Full Digital Sound SPIRIT』が設定された。
『Quad View ナビ』にはストロングポイントが主に3点ある。1点目は、「ナビゲーション、オーディオ、ツール、アプリケーションの4つのエリアを一画面に表示し、目的に合わせてメインエリアの拡大縮小・切り替えを自在に行うことができること」。この画期的な操作がすなわち、"Quad View(クワッド・ビュー)"というわけだ。このような機能を持ったナビゲーションは、今のところClarionのこれしかない。
ストロングポイントの2点目は、「ディスプレイが高精細であること」。8型のその画面は、1280×720ドットの高精細HDディスプレイ。画面のすみずみまで、鮮明に映し出すことが可能だ。
そしてストロングポイントの3点目は、「感動のプレミアムサウンドをその手にできること」。当機種は、ナビゲーション本体でハイレゾ音源の再生が可能である。さらには、原音再生を極めた革新のカーオーディオシステム、「Full Digital Sound SPIRIT」を追加することで、唯一無二のClarionだけが実現できている先進性の高いスペシャルなカーオーディオシステムを愛車に搭載することが可能となるのだ。
■"Quad View"は、見え方が新しいことはもちろん、操作性&実用性が高いことも利点!
『Quad View ナビ』の利点の中から、まずは、「4つの情報画面を一画面に表示できること」についてさらに詳しく解説していこう。
当機能の利点として真っ先に挙げるべきは、操作性が独特で新しく、そして反応がスムーズであること。4つのエリアをそれぞれフル画面表示できるのはもちろん、どれかをメインにした4分割表示、均等4分割表示という計9パターンの表示を、自在にスムーズに切り替え可能。日々操作をしながらワクワク感が味わえる。
その上で実用性も高い。各種操作をダイレクトに実行できるのだ。例えばナビゲーションをメイン表示しているときに、オーディオソースの“リピート再生”や“シャッフル再生”を直ちに選択できたり、アプリをワンタッチで立ち上げることも可能。また、ツールエリアがサブ画面となっているときに電話の着信があると、操作がしやすいようにツールエリアが自動で広がる。つまりこの4画面表示はフレキシビリティも備えていて、状況に応じて"わかりやすく使いやすい"ように、柔軟に表示方法を変えることが可能だ。
画面の美しさについても、もう一歩踏み込んで解説しておきたい。通常のナビゲーションのモニターは多くが"WVGA"だが、1280×720ドットの高精細HD画面では、地デジの映像を細部まで高精細に再現できる。曖昧に表現されていた部分がクリアになり、全体の印象がすっきり鮮やかだ。地図表示についても同様だ。文字やアイコンがより高解像度でくっきりと表示される。画面が見やすいと、日々のドライブの快適性が高まる。違いは相当に大きい。
■Clarionだけが成し遂げている革新のカーオーディオシステムを追加可能!
そして『Quad View ナビ』の利点のハイライトである「感動のプレミアムサウンドをその手にできること」についても、さらに踏み込んで解説していこう。
この部分に関しては特に見どころが満載なのだが、重点的に紹介したい部分は何といっても、『Full Digital Sound SPIRIT』をオプションで追加できること。「サウンドプロセッサー」、「ツィーター」、「フルデジタルスピーカー」が組み合わされた『フロントスピーカーセット』(税込価格:15万3360円)と、フルレンジの「フルデジタルスピーカー」からなる『リヤスピーカーセット』(税込価格:5万8320円)を追加でき(『フロントスピーカーセット』のみ、もしくは『フロントスピーカーセット』と『リヤスピーカーセット』を組み合わせて)、それらを『Quad View ナビ』で快適にコントロール可能となる。
この『Full Digital Sound SPIRIT』とは、とにもかくにも大注目の革新のカーオーディオシステムだ。凄さのポイントは、デジタル音源を一度もアナログ信号に戻すことなく、音に換えられること。これが可能となったことで音質劣化が起こり得ず、外来ノイズの影響も最小限にとどめられる。さらにはパワーアンプを必要としないので、外部パワーアンプを導入する場合と比べて"省電力・省スペース"で本格システムを完結できる。
しかも「SUBARU・WRX S4/STI」と「SUBARU・レヴォーグ」用に、当システムに搭載されている高度なサウンドチューニングパラメータが詳細に設定済み。クルマの中では、チューニングパラメータを的確に設定しないと、ハイクオリティなサウンドに仕上げることが難しいのだが、当システムでは初期段階で織り込まれている、というわけなのだ。
■雑味がなくクリアで、1音1音の質感が高く、耳当たりがなんと心地良い…。
今回、そのサウンドがどれほどのポテンシャルを秘めているのかを実際に体験することができたので、その模様もリポートしていこう。
取材場所はClarion本社。そこで『Quad View ナビ』+『Full Digital Sound SPIRIT』が搭載された「SUBARU・レヴォーグ」の音を、じっくりと試聴してきた。
SDカードに収められた96kHz/24bitのハイレゾ音源を再生してみると…。
一瞬の出音で、ぞくぞくっとする感覚を味わえた。ハイレベルな本格カーオーディオシステム搭載車の音に限りなく迫っている。雑味がなくクリアで、1音1音の質感が高く、耳当たりがなんと心地良い。
音色ならびに音像のリアリティがすこぶる高いことにも唸らされた。演奏している現場に身を置いている、そんな感覚に浸れる。これはまさしく、最適な音響チューニングが施されているからこそだ。車室内には、ガラスやパネルの反射で特性が乱れがちとなること、そしてリスニングポジションが左右どちらか片側に寄るという、音響的なビハインドがあるのだが、当システムはそれらの不利を完全にチューニングできている。
音の立ち上がりのすばやさも、さすがは『Full Digital Sound SPIRIT』といったところだろう。パワーアンプを用いずとも、独自開発された車載専用LSIによって、スピーカーの振動板をよどみなく動かし、止めることができている。結果、リズムをシャープに刻めて、かつ、音の輪郭をくっきりと描くことが可能となっている。
また、テスト音源を通常のCDに換えても、音楽の感動力は落ちなかった。当システムでは、44.1kHz/16bitの音楽CDのようなデジタル音源も、96kHz/24bitのハイレゾ相当にアップコンバートされて再生される。つまり、"ハイレゾ音源"を所有していなくても、『Full Digital Sound SPIRIT』の恩恵をほぼ額面どおりに享受可能だ。いかなるソースにおいても、満足度の高いハイレベルなサウンドを、たっぷりと満喫することができた。
当システムは、ディーラーオプションというメリットを最大限に活かし、クルマの標準スピーカーの取り付けスペースにリプレイス装着するだけで、簡単にそしてリーズナブルな価格で最上のサウンドを実現している。これから「SUBARU・WRX S4/STI」、または「SUBARU・レヴォーグ」を購入しようと考えている方は、『Quad View ナビ』+『Full Digital Sound SPIRIT』という選択肢があることを、くれぐれもお忘れなきように。このシステムを選ぶと、SUBARU車とともに過ごすカーライフが一層充実することは間違いない。
スバリストに朗報! WRX、レヴォーグで、新機軸ナビゲーション&オーディオが選択可能に!
《太田祥三》
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