◆カーオーナーの素朴な疑問
新車で手に入れた2007年式のコペンに乗り続けて13年経つのですが、2年前に結婚して、来年の春ぐらいには子どもが産まれる予定なんです。だから家族のことを考えて、新車でファミリーカーを購入しようと思っています。
正直、コペンは手放したくないのですけが、2台もちは経済的に苦しくて…。コロナ禍で12月のボーナスがカットになってしまったので、なるべく安く購入する方法があれば知りたいです。よろしくお願いします。
（福岡県古賀市・34歳男性・事務職）
◆プロショップの回答
まず、おめでとうございます！ 奥様とお子さんが安心して乗れる、清潔で綺麗な新車をできるだけお得に購入されたいというお気持ち、よくわかりました。
新車をできるだけお安く購入されたい時の、とても大事なポイントは「時期」と「金利」です。この2点をおさえたうえで、購入したいお車として、台数限定の「即納車（特選車、在庫車）」を選ばれた場合は、より一層リーズナブルに最新型の新車を通常よりも早く所有できる可能性が高くなると思います。
◆新車を安く購入できる「時期」は？
年末年始ごろに「決算セール」や「新車フェア」と大きく印字された案内チラシを見たことがある方は多いのではないでしょうか。それらは、お住まいの地域の自動車販売店（ディーラー、中古車販売店、車両販売も行っている自動車整備・修理工場など）が、新聞折込やポスト投函などで配布しているケースが多いのですが、最近はfacebookやTwitter、インスタグラムのタイムラインの中に流れているネット広告で見かける機会も増えていると思います。
案内チラシやネット広告でアピールされている情報の通り、「決算セール」や「新車フェア」が開催されている期間中に購入したほうが、比較的お安く新車を手に入れることができますよ。
そういった“バーゲン・セール”が開催される時期は店舗によって異なりますが、年に5回ほど行われているケースが多いですね。たとえば1月は新春初売り、3月は決算セール、7月は夏のボーナスセール、9月は中間決算セール、12月は冬のボーナスセール、という感じです。
このうち、最もお安くご購入頂ける可能性が高いのは、一般的に1月か3月です。ですがその店舗の経営決算期が基準になっているケースが多いので、確実に把握するには、お住まいの近くの自動車販売店に直接、聞いてみてください。
◆ローン払いの「金利」について知っておく
ご質問者様は、できるだけお安く新車を購入されたいお考えだと思います。その場合、一括でお支払いされるのが最もお得です。ですが、ご質問者様の事情を踏まえますと「自動車ローン」を利用されたほうがよいかもしれません。
自動車ローンを組まれる時、最も重要になるのは「金利」です。世の中の景気が良くなると高くなる「変動金利」と、経済状況に関係なく変化がない「固定金利」の2つがあるので、そのことを必ず覚えておいてください。
そして、どこで自動車ローンを組むのか、しっかり考える必要があります。トヨタや日産といった自動車メーカーの看板を掲げるディーラーや自動車販売店でローンを組むのか。それとも、銀行や信用金庫、消費者金融を利用するのか。お勤めの会社の福利厚生（社内貸付制度）を利用してローンを組むという選択肢もあると思います。
ちなみに、ディーラーでローンを組む場合は、ローンプランとして「残価設定ローン（残価設定型クレジット）」が用意されています。
残価設定ローンとは、3年から5年、新車に乗ったら下取りに出すことを前提にしたプランです。契約時に下取り価格をあらかじめ設定し、車両価格から差し引いた金額でローンを組めるのが魅力です。金利の利率が低く、5年経過しても人気がありそうな、“ 残価（将来的な車両の価値）が高い車種 ”を購入する時に活用すればメリットはあると思います。
ちょっとややこしいローンプランですので、実際に利用される場合は、ディーラーの担当者の方にわかりやすく説明してもらい、ちゃんと納得したうえで利用してくださいね。
なにはともあれ、自動車ローンをどこで組むのか。その「業種」によって、金利の利率、審査条件、契約手続き、対応スピードがまったく違うので、そのことを事前にしっかり把握しておいてください。
◆「即納車」の魅力と弱点
ご質問者様は「即納車（または特選車、在庫車）」についてご存知でしょうか。
いま人気の新車を、通常よりもややリーズナブルな価格で購入でき、しかも早く乗れる（所有できる）という、メリット満載なクルマの買い方ができるのが、即納車です。
新車を購入された経験がある方ならお分かりだと思いますが、通常は、車両購入契約から納車までに1ヶ月から3ヶ月はかかります。人気が高い車種の場合は、半年や1年、2年待ちというケースもありますからね。
それに対して即納車は、お支払いや法的な手続き（新車の車検登録、自賠責保険、車庫証明など）が手早く完了すれば、1週間程度で購入者様の手元に新車が届きます。このスピーディーさこそが、即納車の大きな特徴です。
即納車の弱点も、わかりやすくお伝えしますね。それは、車種、ボディーカラー、装備品（オプション）を選べないこと。特に注意すべきは装備品です。「付けたい！」と思える便利で高性能な装備品がセットされていればまったく問題ありません。ですが、購入者様のご希望や世間の流行を考慮せず、ディーラーや自動車販売店が “ 売りたい ” 装備品が選ばれているケースは少なくありません。ですから、即納車に設定されている装備品を事前にしっかり確認し、調べてから購入してほしいです。
つまり、即納車の内容（車種・ボディーカラー・オプション・金利の利率など）が、購入者様にとって理想的なセットになっているか、どうかが見極めのポイントになります。
即納車は、基本的に数台しか用意されていないので、購入者様がほしいクルマの即納車を見つけたら内容をしっかりチェックし、早めに購入を決断したほうが良いでしょう。すぐに売り切れてしまいますからね。
◆購入後の「アフターサポート」こそ重要
人気の新車を、できるだけリーズナブルな価格で早く入手したい時に知っておくと役立つポイントは、上記でお伝えした通りです。そのうえで、もうひとつ重要なことがあります。
それは、購入後についてです。新車をお安く購入できても、その後の整備や修理、ロードサービス、自動車保険などについて、しっかりサポートしてくれる自動車プロショップで購入することを強くオススメします。
最近のクルマは、高度な安全運転支援システムが搭載されていることで、整備や修理が難しくなり続けています。自動車メーカーの看板を掲げるディーラーが運営する修理工場なら安心だろうと思う方が多いと思いますが、最新設備を導入していなかったり、専門知識が豊富とは言えない場合もあったりします。
ですから、最近のクルマ（ASV）を購入される場合は「特定整備認証は取得していますか？ エーミングはできますか？」と、店舗スタッフに尋ねてみてください。その質問に、きちんと返答してくれなかった場合は要注意です。
ちなみに当社（朝日自動車）は、新車や中古車の販売、車検、整備、修理、レッカー、自動車保険、そして愛車を手放されるときも含めて、クルマに関わるすべてを問題なく一括で行える『ワンストップサービス（トータルサービス）』が強みです。
2021年1月3日から11日までの15日間は、朝日自動車 新車館にて『新春 即納車フェア』を開催させて頂く予定です。ハリアー、ヤリスクロス、アルファード、ヴォクシーといった、大人気の新車を即納車としてご用意しています。装備品については、市場ニーズを調査し、カーオーナー様の間で人気が高いものを組み合わせております。
ご希望があれば、ETC車載器、ドラレコ、カーナビ、エアロパーツやスポイラーなどを追加で付けることも可能ですし、当社で本格的なコーティングも行えます。購入者様ご希望のオリジナル仕様の場合は、車両販売価格にオプション費が追加されるかたちとなります。
また当社では、低金利（1.9％）、頭金ゼロ円、ボーナス払いゼロ円、お支払い回数最長120回という条件で購入頂けるプランがございます。そして、購入後のお悩みやご相談にしっかりご対応できるアフターサポート（車検・整備・美装・修理・保険・レッカー・下取りなど）も万全ですので、ご安心ください。コロナ禍ですのでご来店が難しい場合もあるかと思いますし、お住いの地域が県外の方でもまったく問題ございませんので、どうぞお気軽に朝日自動車 新車館までお電話頂ければ嬉しいです。
◆カーオーナーさんの「質問」に回答してくれたプロショップさんは……
福岡市博多区にある「朝日自動車」の金谷店長です！
＜ショップ情報＞
朝日自動車 新車館
〒812-0857 福岡市博多区西月隈4丁目6-7
tel.0120-86-9025
http://www.asahi-auto.com
