2ドア「ロングルーフ」の車たちは、存在感を放っていた【懐かしのカーカタログ】
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◆アウディシューティングブレークコンセプト(2005年)
2005年の東京モーターショーで姿を現したコンセプトカー。残念なことに量産には至らなかったが、“実用的なスポーツカー”に位置づけられ、ロードスターに加えもう1台の『TT』としてもしも発売されていたらかなり人気になったのでは?
◆VWシロッコ(2009年=日本)
『シロッコ』は初代、2代目と続き、いったん『コラード』に任を託した後、3代目として写真のモデルが登場した。2006年パリサロンのコンセプトカー『Iroc』とはグリル形状が異なっていた。スーパーチャージャー+ターボチャージャー付きのユニークな1.4リットルツインチャージャーエンジンなどを設定。
◆ボルボC30(2007年=日本)
ボルボにとって『P1800SE』『480』に次ぐロングルーフモデルとして登場。当時のボルボ『S40』『V50』のクーペ版でもあり、特徴的なリヤコンビネーションランプと大型ガラスハッチがデザイン上の特徴。
◆アルファロメオ145(1996年=日本)
5ドアハッチバックの『146』(日本未導入)とともに登場したコンパクトアルファがこの『145』だった。ロングルーフや、2枚のウインドゥを繋げたリヤクォーター、段違いのウエストラインなどがデザイン上の特徴。2リットルのツインスパークエンジンを搭載。
◆日産エクサ(1986年)
『パルサー・エクサ』の後継だった2代目ではリヤ部分をモジュール化し、クーペと写真の“キャノピー”の2つのスタイルを用意。相互の交換は法規上認められなかったが、脱着は可能で、フルオープン、キャンバスハッチにできた。デザインはカリフォルニア・サンディエゴのNDI(日産・デザイン・インターナショナル)。
◆いすゞ・ジェミニ・ハッチバック(1990年)
『ジェミニ』としては通算3代目、FF化されて2代目だったモデル。ハッチバックはセダン、クーペに次いで登場するも、いすゞの乗用車撤退を受け、1993年に生産終了と短命に終わった。カタログは2代目と同様に設定された“イルムシャー”のRモデル。
◆トヨタ・カローラ・リフトバック(1974年)
1974年に登場した、いわゆる“サンマルカローラ”(3代目)に設定されたのがこのモデル。兄弟車の『スプリンター』でも用意され、ほかにセダン(2ドア、4ドア)、クーペ、ハードトップ、バンと多彩なバリエーション。『セリカLB』同様のネーミングで呼ばれた同車は、2ドアだがワゴン的な用途が叶う、先進的なスタイルだった。今の目で見たほうがカッコいい?
存在感を放っていた2ドアの「ロングルーフ」車たち【懐かしのカーカタログ】
《島崎七生人》
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