ひと工夫の利いた車内外で使える便利グッズを毎回厳選して紹介している当コーナー。今回は、“電化小物”を4つピックアップする。電気の力を活用し利便性が高められたそれぞれの特長を、簡潔に解説していく。
最初に、「カシムラ」の『Qi自動開閉ホルダー 手帳対応 キャパシタ付 ロングアーム エアコン取付け KW-29』(価格:オープン、実勢価格:3280円前後)を取り上げる。当品は一見普通のスマホホルダーだが、電動タイプなのでもろもろが高機能だ。スマホを置くと自動でホールドし、QI対応スマホのワイヤレス充電も行える(最大10Wの急速充電モードに対応)。なおキャパシタを内蔵するので(リチウム電池に比べて高温に強く安全)、エンジンオフでも開閉できる。ロングアーム式で、スマホのポジショニングの自由度が高いことも利点だ。
もう1つ、「カシムラ」からリリースされている個性的な“電化小物”を紹介したい。『Bluetooth FMトランスミッター USB電源 KD-218』(価格:オープン、実勢価格:2180円前後)がそれだ。昨今、車内でスマホを音楽再生プレーヤーとして使うドライバーが増えているが、車載のメインユニットがBluetoothに非対応だとイマイチ不便だ。しかしこれを使えばワイヤレス化を果たせる(スマホと当品はBluetoothで、当品と車載機はFM電波で繋がる)。しかもコンパクト。またリバーシブルコネクターの採用により、ポートの向きがどうあれ操作しやすい方向でセット可能だ。
次いでは、「EXEA(エクセア)」の『スイングUSBライト EL-173』(価格:オープン、実勢価格:1410円前後)をお見せしよう。当品はUSBポートに挿して使うフレキシブルライトだ。なお、色、明るさ、LED点灯数、照射方向を切り替えられるので、さまざまな使い方が可能だ。少し離れたドリンクホルダーを照らしたり、センターコンソール全体をムーディな明かりで満たしたりできる。なお当品は、人気のあった従来モデルの改良版で、今作ではライト部分に首振り機構が追加され利便性がさらに高まった。気の利いたルームランプを探していたのなら、当品を要チェック。
最後は、「Fizz(フィズ)」の『車用電波時計(常時点灯タイプ USB) Fizz-1083』(価格:オープン、実勢価格:2330円前後)をレコメンドしたい。もっと見やすい位置に時計を付けたい、そう思っていたドライバーは当品に注目してほしい。当品なら、好きな場所に金属ステー(粘着シート付き)にて取り付けできる(ブラケットから時計本体を取り外すことも可能)。そしてUSBコネクター接続で常時白色LEDバックライトが点灯するので、暗いところに装着してもはっきり見える。時刻の他に、カレンダー表示も可能。で、もちろん電波を定期的に受信するので(日本全国受信OK)時刻はいつも正確だ。なお、USBケーブルのない(常時点灯タイプではない)モデルもある。
今回は以上だ。次回以降も気の利いたカーアクセサリーを厳選して紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。