豊田合成が開発中の「アクセルレバー付きハンドル」が、10月5~7日に東京ビッグサイトで開催される「第49回 国際福祉機器展 H.C.R.2022」でトヨタ自動車が紹介する福祉車両コンセプト「C+pod plus Concept」に搭載される。
このハンドルは、グリップ部の内側にアクセルレバーを搭載。ハンドル操作だけで車の進行を可能にすることで、車いす利用者など下肢が不自由なドライバーでも安心して運転できる。
アクセルレバー付きハンドルは豊田合成が培ってきた「人間工学に基づくグリップ形状などの設計技術」の活用により、握りやすく、長時間アクセルレバーを押していても疲れにくい構造を実現。また、従来の円形ハンドルと異なり、上下のグリップ部分をなくすことで、車室内スペースの拡大とスタイリッシュなデザインに貢献している。