ダンパーコントローラー「EDFC」が第5世代へ進化、躍度制御も可能 | CAR CARE PLUS

ダンパーコントローラー「EDFC」が第5世代へ進化、躍度制御も可能

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テインのダンパーコントローラー・EDFCが第5世代へ進化、躍度(ジャーク)制御も可能となった「EDFC5」が新登場
テインのダンパーコントローラー・EDFCが第5世代へ進化、躍度(ジャーク)制御も可能となった「EDFC5」が新登場 全 1 枚 拡大写真

サスペンション専門メーカーのテインが販売中のダンパーコントローラー製品「EDFC」シリーズが第5世代へ進化、2023年1月より「EDFC5」が販売開始となる。

2002年に販売が開始された「EDFC」はアフターパーツ業界では初となった、運転席に座ったままでサスペンションの減衰力調整を可能とした画期的なデバイスだったが、今回販売が開始される「EDFC5」は、サスペンションによる躍度(ジャーク)制御も可能にした製品。芝浦工業大学の渡邉研究室との産学連携によって開発され、躍度制御はカーアフターマーケット市販品として世界初であり、さらに単一センサーの躍度制御でも世界初の製品となっている。

「躍度」とは加速Gや旋回Gなど、サスペンションにかかる力に対する反応であり、加加速度とも呼ばれ、加速度の時間的変化の割合を言う。クルマにおいて躍度を制御することは車体の安定性に直結するため、加減速やコーナリングでの車体バランスの最適化へとつながる。近年のファミリーカーの主流であるミニバンなど、重心位置の高い車種であるほど躍度制御の有無に差が出て、乗り心地にも大きく影響する。

「EDFC5」は同社製サスペンションキットと組み合わせることで、ドライビングシチュエーションに応じた躍度制御をAIが調整できるようになる。減衰力調整段数は16段/32段/64段/96段から選択が可能で、制御減衰力は4輪独立で調整可能。モーター作動音の静音化も実現している。

車速信号への配線、もしくは別売のGPSキット装着により車速に応じて減衰力を自動調整できるほか、ブレーキ/スクランブルスイッチなど2系統の外部入力信号による減衰力の制御が可能。伸/縮別調整式ダンパーなどにも対応できるよう、最大8個までのモーターを制御可能。ステッピングモーターは従来品のままでEDFC5に交換可能だ。

コントローラには視認性のよい液晶を採用し、車内環境に合わせやすい26万色フルカラーバックライトを搭載している。

EDFC5
コントローラキット[EDK04-R6655]
価格:¥88,000
モーターキット(車種により適合する品番が異なります)
価格:¥17,050
GPSキット[EDK07-P8022]
価格:¥9,900

テインのダンパーコントローラー・EDFCが第5世代へ進化、躍度(ジャーク)制御も可能となった「EDFC5」が新登場

《編集部》

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