賃貸ガレージハウスの常識を覆す! クルマ好きの理想郷「ガレジデンス」とは | CAR CARE PLUS

賃貸ガレージハウスの常識を覆す! クルマ好きの理想郷「ガレジデンス」とは

ガレージライフ 6輪生活
Garesidence袖ケ浦 ZEN PAVILION(ガレジデンス)
Garesidence袖ケ浦 ZEN PAVILION(ガレジデンス) 全 50 枚 拡大写真

インフィストデザインがプロデュースを行った「Garesidence袖ケ浦 ZEN PAVILION」(以下、ガレジデンス) が2023年3月に千葉県袖ケ浦市に完成した。同月に完成記念イベントが2日間開催され、招待者向けにポルシェ、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニ、ベントレーの試乗体験、ドライビングシミュレーター体験など、様々なコンテンツを実施。入居希望者と関係者を含めて約160名が会場に足を運んだ。

会場に次々とやってくるのはスーパーカーなどの高級車を筆頭に、日本に1台しかないレーシングカーなど究極のクルマ好きオーナーがひっきりなしに集まった。クルマを停めてみたり、一緒に写真を撮ったりとそれぞれが楽しんでいた。

そこでガレジデンスとは何か、一般的な賃貸ガレージハウスとは何が違うのかを順番に解説する。

◆究極のガレージライフを満喫、非日常な時間を過ごせるラグジュアリー空間に

ガレジデンスは総面積700坪の広大な敷地面積を活かした物件で、合計6部屋のガレージ付きのプレミアムな賃貸ガレージハウス物件だ。最も広いスペースは高級車3台がゆったり停められるガレージ(2部屋)を備えており、全室EV・PHEVの200V充電に対応するコンセントを設置。その他の4部屋も、同様にゆったり2台が停められるガレージを備えている。

さらに全室のガレージに備えられたシャッターと、入口の電動ゲートによってセキュリティも万全。3台停めのガレージは横幅7メートルを超える特注のシャッターが設えられている。加えて広大な土地を活かす平屋構造、ウッド素材の美しいテラス/水盤と玉砂利が黒い屋根や外壁と対比して、時間を忘れさせてくれる演出だ。

中でもガレジデンス最大の特徴は、建物をつなぐように設計された中庭に違いないだろう。通路の奥に広がる美しい水盤とひな壇状になっている人々が集まることのできるスペースだ。

そして水盤とひな壇を跨ぐ橋のように車路が1本通っており、車を展示して眺めることもできる。同様にひな壇の手前にもスペースが設けられており、2台程度であれば難なく愛車を収めることができる仕掛けがとても贅沢な空間。

居室の窓際に備えられたオープンテラスは中庭に加えてオーナー同士の交流イベントなどにも活用でき、将来的には自動車メーカーなどのイベントを行うことも可能な空間設計だ。

さらに各部屋は余白をたっぷりと持ったレイアウト。高級感の溢れる室内は、大理石の美しいキッチンや3口ガスコンロに加えて、全部屋に上述したテラスが備えられている広々としたプライベートスペースになっている。

また袖ケ浦市に位置するガレジデンスはアクティブなライフスタイル、特に日常的にクルマを楽しむユーザーであれば魅力的な立地である。周囲にはゴルフ場やマリンスポーツの施設も多く、さらにはモータースポーツ関連の施設やサーキットなど、思う存分アクティビティを楽しめる。

主な利用シーンとしては、週末に友人を集めてパーティーするなどセカンドハウスとして活用したり、特別な別荘としてテレワークの拠点にするなど時間を楽しむ空間として利用するのもいいだろう。また週末の木更津周辺は渋滞もひどいため、ガレジデンスで一息ゆっくり過ごすこともできる。

さらに都内近郊であれば1時間程度でアクセスできるのも魅力的だ。最寄りの姉崎袖ケ浦ICからクルマで5分程度。気分転換にドライブするのにも、ちょうどよい距離感ではないだろうか。

◆“私がプロデュースしているのはガレージハウスではありません―”その言葉に込められた真意とは

今回のガレジデンスをプロデュースしたのは、インフィストデザインの代表取締役 須田 力氏。そこで須田氏にガレジデンスの概要を伺った。

「ガレジデンスを一言でいうと究極の贅沢。そしてそれを賃貸物件で叶えることをコンセプトにつくりました。目指したのは入居者が自分のプライベートな展覧会を開くイメージで、それがガレジデンスの由来ともなっています」

ガレジデンスの正式名称「Garesidence袖ケ浦 ZEN PAVILION」を紐解くと、ガレジデンスはガレージ+レジデンスといった高級ガレージハウス物件の造語、ZENは”禅”を意味する静寂で調和のとれた空間、PAVILIONには上記の通り“展覧会”という意味が込められているのだ。

さらに須田氏は「Incell」(インセル) という高級ガレージハウスをすでに展開しているが、なぜ今回ガレジデンスを立ち上げたのかを聞いてみた。

「このガレジデンスの構想は3年前から検討していたのですが、今までのインセルとして積み上がってきたノウハウや建物の形式 (木造2階)・集合住宅を全否定する形で全く新しい建物を作るために手掛けました。ガレジデンスは平屋で、収益性を考えると悪くいえば割りに合わないでしょう。しかし考え方を180度転換し『この土地を最大限活かすためには最もどのような建物がよいのか』と想像を膨らませた結果、今回ガレジデンスのプロデュースに至りました」

すでに入居が決まっているユーザーもおり、実際に入居者からのフィードバックについても伺った。

「ありがたいことに実はガレジデンスの描いた想像通りの入居者より、すでに申し込み*をいただいています。『たまたまゴルフ好きでよくきているからちょうどいいかな』といった声や『都内のマンションに住んでいるが車両保管の状況としてはあまりよくないから、大切な1台はガレジデンスに保管しておきたい』といった形です。ガレジデンスの思想に共感していただけるユーザーからの申込は、とても嬉しいことですね」*入居には独自審査が設けられます

最後に今回のイベントの感想とガレジデンスの今後の構想についても伺った。

「中庭を中心に写真をたくさん撮ってくれたり、建物をみて感動いただいたり、こちらとして仕掛けたことにユーザーさんが共感していただける様子を見て、仕事冥利に尽きるなと心から感動しました」

「ガレジデンスのプロデュースについては、すでに2棟目の建築が決定しております。今回は中庭を中心にオープンな空間を設けましたが、2棟目は真逆のコンセプトで完全なプライベート空間を大事にした建物を現在構想しております」

「インセルは直近で板橋に1棟、さらに金沢や京都への地方進出に向けて計画が進んでいる段階です。ただし単に地方進出をするのではなく、利益追求の範疇を超えてその土地に応じたコンセプトを反映した唯一無二のガレージハウスを造りたいと思っているので、ぜひご期待ください」

ガレジデンスの初完成だけでなく、須田氏の構想はすでに次のプロデュースへと想像を巡らせていた。自身もクルマ好きであるからこそ見えてくる思い、それを具現化できるのが須田氏の手掛ける「ガレジデンス」そして「インセル」が、他の一般的なガレージハウスと一線を画して支持を集める理由だろう。

最後にガレジデンスは3部屋がすでに申込済とのこと。入居検討のユーザーは、まずは情報収集をしてみてはいかがだろうか。

《後藤竜甫》

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