愛車をハイパフォーマンス化! 車高調整の効果 | CAR CARE PLUS

愛車をハイパフォーマンス化! 車高調整の効果

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あなたの車も一瞬でハイパフォーマンス化! 車高調整の衝撃的効果~カスタム HOW TO~
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やっぱり車高がちょっと下がるとグッとかっこよく見えるもの。では、車高を下げるにはダウンスプリングなのか、車高調なのか、はたまた他の方法なのか。それぞれのメリット、デメリットを解説する!!

レーシングカーや自動車メーカーの新車コンセプトカーを見るとカッコいいことが多いが、よく見るとそのほとんどは車高が低い。レーシングカーは車高を下げて重心を下げたいし、空力的にも車高が低い方が有利。コンセプトカーもそのほとんどはベタベタに下がっている。市販されると「アレ、なんか思ったよりかっこよくないかも!?」なんて思えるのは車高の違いだったりする。

裏話的には、昔は自動車雑誌で新車の撮影などかっこよく見えるために、見えないように編集部がみんなで乗り込むとか、水タンクを大量に積むなんてこともしばしばあった。つまり車高が下がるとやっぱりかっこいいわけだ。では、どうやって車高を下げたらいいのだろうか。

1:ダウンスプリングに交換する
もっともリーズナブルなのがダウンスプリング(ダウンサス)に交換するパターン。これは純正サスペンションのダンパー(ショックアブソーバー)部分はそのままに、スプリングだけを短いものに交換する。

商品の値段は3万~5万円ほどが主流でもっとも安い。しかし、工賃が少々掛かる。純正サスペンションをバラすのだが、このときに純正スプリングにはプリロードが掛かっている。そのためバネ交換時にサスペンションをバラしていくと、バネがビヨヨンと伸びてしまう。これが実は結構危険。プロはスプリングコンプレッサーでバネをあらかじめ縮めてから行う。DIYでそういったことを知らずにバラして、突然サスペンションは弾け、前歯骨折とか顔面流血という話は定番。

このダウンスプリングの場合はそういった手間がかかるので工賃としては車高調取り付けと同等か、むしろ高くなることも多い。もちろん、車高が変わるとアライメント調整も必要になる。商品代は安いが取り付け工賃+アライメント調整で10万円くらいのコストが掛かる場合もある。乗り味は純正サスペンションを使っているので、純正からそんなに変わらないが、やや車高が下がったこととバネレートが上がったことで引き締められた乗り心地になる傾向。

2:車高調に交換する
定番はサスペンションごと交換すること。車高調はそもそも車高を下げる前提で作られている。車高が下がってストローク量が短くなるのに合わせて、バネも硬いものになっている。減衰力もそれに合わせてアジャストされている。さらに定番の全長調整式であれば、車高を好きに変えることができる。ダンパーの全長をネジの差し込み量で変えられるので車高を1mmでも0.5mm単位でも調整することができるのだ。ひと昔前は全長調整式ではなく、Cリングというスプリングを固定するリングの位置で変えるタイプも多かった、こちらの場合は3種類くらいの車高から選択する方式だった。

乗り心地は車高の下げる量にもよるが、大きく下げようと思ったらサスペンションが縮むストロークの量を短くせざるを得ない。そうしないと、タイヤとフェンダーが干渉したり、そもそもボディが路面に接地してしまったりする。バネレートを高めざるを得ないので、必然的に乗り心地はハードになっていく。もしくはバネレートは低いが、サスペンションがそれ以上にストロークしないようにバンプラバーというパーツで抑えることになる。沈んだサスペンションがバンプラバーに当たるとある程度硬く感じるので、これもまた乗り心地が悪く感じられる。それでも僅かなストロークの中でいかにしなやかに仕上げるかがサスペンションメーカーの腕の見せ所だ。

コストは車高調が10万円くらいから購入できる。中級モデルは20万円くらいが目安。30万円以上は高級モデルといったイメージ。取り付けは3万~5万円くらいが主流で、アライメント調整が必須でこちらは1万~3万円くらい。トータルでサスペンション+4万~8万円くらいが目安となる。

昔は車高を下げるというとサンダーで純正バネをカットする先輩、なんて人もいたものだが現在ではもちろんナンセンス。ダウンスプリングを組み込んだほうが遥かに早い。また、車高は下がらないがリップスポイラーなどのエアロパーツ装着で、車体と路面との隙間を埋めて、車高を低く見せるテクニックもある。それに合わせて大径ホイールを装着すれば、さらにその効果は高まる。そういったビジュアルのコーディネートもあるのだ。

あなたの車も一瞬でハイパフォーマンス化! 車高調整の衝撃的効果~カスタム HOW TO~

《加茂新》

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