加藤電機は、ホーネット車内置き去り防止安全装置に音声メッセージによる警告を追加した「BS-700V」などを5月18日より発売する。
加藤電機では、送迎バスの置き去り防止を支援する安全装置の装備が2023年4月から義務化されたことを受け、降車時確認式と自動検知式の両方式を搭載したホーネット車内置き去り防止安全装置「BS-700」シリーズ3機種を2月より発売した。
しかし、運用現場からは子どもの見守りにはブザーやアラームがより効果的であり、音声メッセージによる警告も利用したいという要望も多く寄せられた。今回、カーセキュリティ用のボイスモジュールの音声プログラムを置き去り防止用に変更し、音声メッセージ機能を搭載した「BS-700V」「BS-350KV」、さらにBS-700シリーズなどに音声メッセージを追加できるオプション「BS-516」を発売する。
BS-700Vは、1つの制御装置により降車時確認式(ヒューマンエラーの防止)と自動検知式(デジタルセンサーによる自動見守り)の2つの機能を兼ね備えた最上位モデル、様々なセンサーオプションの追加による高度な拡張機能に加え、4つの音声パターンからメッセージを選択できる。BS-350KVは、降車時確認式に車内音声メッセージ機能を搭載したモデルとなる。
価格(別途設置取付費要)はBS-700Vが12万9800円、BS-350KVが9万8780円、BS-516が3万2780円。