国内初の本格EVキャンピングカー「T-01」、先行予約開始…カーステイとHWエレクトロが共同開発 | CAR CARE PLUS

国内初の本格EVキャンピングカー「T-01」、先行予約開始…カーステイとHWエレクトロが共同開発

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カーステイ moonn. T-01
カーステイ moonn. T-01 全 11 枚 拡大写真

カーステイは8月9日、HWエレクトロと国内初の本格的EVキャンピングカーブランド「moonn(ムーン).」の第1号モデル『T-01(タイプ ワン)』を共同開発し、先行予約を開始した。予定販売価格は1150万円より。

T-01はHWエレクトロの中型EVバン『ELEMO(エレモ)-L』をベースに、カーステイが大型家電やベッドなどを設置したリビングを荷室スペースに架装。43.5kWhの走行用メインバッテリーに加え、370Wのソーラーパネルや外部電源から給電できるサブバッテリーなどを搭載し、本格EVキャンピングカーとして様々な用途で利用できる。

T-01の乗車定員は2人。走行用バッテリーは普通充電で約8時間で満充電でき、航続距離は約270km、最高速度は時速90km。サブバッテリーは外部電源により約7時間で満充電にできる。車高は2045mmで立体や地下駐車場に停めることもできる。外装はエレモ-Lのデザインを採用、内装はカーステイの製造拠点「Mobi Lab.」で設計・デザインし、架装している。宇宙旅行のような非日常的な時間を家の中で過ごしているかのように、内装の壁紙は上品な藍色で落ち着きがあり、天井には温かみを感じられる上質なロシアンバーチの板張りを取り入れている。

後部荷室のリビングでは、サブバッテリーにより、電子レンジ、冷蔵庫、エアコン、IH調理器など生活に欠かせない家庭用電化製品が使用可能。冬には車載または家庭用ヒーターで暖をとることができるほか、パソコン、スマートフォン、テレビ、電動キックボードなど、あらゆる電化製品の利用と充電ができる。ベッドは、固定のシングルからセミダブルサイズに拡張可能。まるで家で過ごしているかのような快適な大人2人旅を提供する。

moonn.は「SAny(サニー).」に続く、カーステイ、第2のキャンピングカーブランド。EVをベースとし、未来感・上質さ・持続可能性の3つを兼ね備える。カーステイではmoonn.ブランド1号モデルのT-01について、年間20台の販売を目指していくなど、キャンピングカーのカーシェアと車中泊スポットのスペースシェアサービスとともに、キャンピングカーの製造と販売にも注力していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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