ボディにもガラスにも使えるコーティング剤であるソフト99の「レインドロップ」。すでにヒット商品として高い評価を受けている同シリーズに「レインドロップ トルネードヴォルテックス」が新登場。機能性も施工性もアップした注目の新アイテムだ。
◆メカメカしい見た目だけじゃない!
進化した実力はまさしく本物である
今回デビューした「レインドロップ トルネードヴォルテックス」の最大の特徴はTVヘッドと呼ばれる拳銃のような形状のヘッドを備えている点だ。このTVヘッドは見た目だけのデザインパーツではなく、しっかりと機能性を備えている点にも注目。その特徴はコーティング剤をスプレーする際に、モデル名にもなっているトルネードヴォルテックス=竜巻渦を発生させる点だ。
トリガー(噴射口)の内側を見ると細いチューブが設置され、これがスプレーすることで回転してコーティング剤を渦状にして噴射する仕組みだ。液剤が渦を描くように噴射されることでボディに対して均一にムラなく塗布できるのが魅力で、よりスピーディーで効率的な施工を可能にしたのだ(トルネード噴射と呼ばれる渦巻き状の噴射スタイル)。
どこか未来の銃を思わせるようなTVヘッドのデザインも目を引く。しかも銃のトリガーを引くようにしてスライドさせることでスプレーのロックを解除するギミックも込めるなど、かなり手が込んだ設計になっているのも面白い。
洗車を単なる作業として捉えるのではなく、ちょっとした遊び心を加えることで楽しくコーティングできる環境を作るのも「レインドロップ トルネードヴォルテックス」開発の背景にはあったのだ。より幅広いユーザーがコーティング作業に親しむことができるようにと配慮されたギミックなのでぜひ試してみて欲しい。
さらにTVヘッドは再利用が可能なパーツで、別売のつけかえ用カートリッジを用意すればヘッドを使い回すことができるエコな仕様になっている。
◆従来品からのレベルアップも確認!
撥水耐久性能と艶出し性能に大きな進化が
もちろんコーティング剤としての性能の高さは折り紙付きだ。従来から「レインドロップ」の魅力である“ガラスにもボディにも使える”コーティング剤である点は踏襲する。
しかもボディには約5カ月(従来モデルは約3カ月)、ガラスには約3カ月(従来モデルは約2カ月)の撥水性能をキープする耐久性を誇るのも大きな進化。コーティング剤としては元々撥水性能が高く評価されている「レインドロップ」だが、同モデルはさらにその性能をアップ。
さらに、従来の「レインドロップ」では実現が難しかった艶出し効果も付与、仕上がりレベルが大きく向上した。ボディ&ガラスの両方に使えるので、クルマの外装全体に高耐久の撥水被膜を作ることができる、より手軽で使いやすいコーティング剤となった。
そんな「レインドロップ トルネードヴォルテックス」のもうひとつの魅力は手軽な施工性だ。「レインドロップ」は洗車して濡れたボディにそのままスプレーして拭き上げるだけ、という簡単な施工スタイルが洗車マニアだけではなく幅広いユーザー層に受けている。
今回の「レインドロップ トルネードヴォルテックス」はその施工性がどのように進化しているのか、そこでその簡単施工を体感するべく、実際にクルマに対して「レインドロップ トルネードヴォルテックス」の施工を実施してみた。
◆振ってスプレーすれば楽しさ満載の施工体験
作業はシャンプーでボディの汚れを洗い流すことからスタート。そして噴射する前に缶を20回程度振って内部の液剤を良く撹拌してからスプレー開始。洗車後の水滴を拭き取る必要なくボディやガラスは濡れたままでOKなのもこの製品の手軽なところだろう。
さらにガラス/ボディを区別することなく利用できるのも良い点だ。スプレーは1m四方に対して2秒程度のスプレー時間を目安に塗布していく。はじめてのユーザーはついつい多くスプレーしてしまいがちなので目安を守ってみるといいだろう。
スプレーすると先に紹介したTVヘッドの効果で液剤がトルネード状に噴射されるのが良くわかる。クルクルと円を描くようなスプレーの軌跡が残り、広く均一に塗布されているのが実感できるのもなんだか楽しい。これも今までのコーティング作業では感じなかった新しい施工感覚なので体感してみて欲しい。
1m四方に塗布したらマイクロファイバーを使って液剤を塗り伸ばすようにして拭き上げていく。実際に作業してみるとかなり軽く拭き上げられるので特別なコツなども不要だ。
拭き上げていくとすぐさま艶が出てくるのが確認でき、ボディに固形ワックスをかけたかのようなツルツルとした手触りとなっていく。どんどん愛車がツヤツヤになっていくのを見るとますますやる気がわいてくる瞬間だ。
この作業をガラス、ボディ、さらにはホイールやヘッドライトなどにも実施してクルマ全体を施工すれば作業完了だ(グリルやホイールへの施工はクロスに液剤をスプレーした上で塗り込みを行う)。中型車なら5台程度施工できる容量を持つ。約60分(冬場は1日以上)の乾燥時間をおけばコーティング被膜はより強固に密着するという。
◆レインドロップ トルネードヴォルテックスの効果は如何に!?
施工後にはその効果も試してみた。取材当日は曇り時々雨の天候だったが、施工した直後に高速道路をテスト走行してみたところ雨がポツポツ降り始めた。すると施工したフロントガラスは雨粒がスルスルとはじけ飛んで行く様が確認できた。
ガラス撥水剤を思わせるような細かな粒になって雨が飛び散るのでノンワイパー走行も可能で視界も良好だった。
さらにパーキングへピットインして外装を確認してみるとボディにも水滴がつぶつぶに撥水して流れ落ちる様が確認できる。誰もが体感しやすい撥水性能はボディ/ガラスともに高いことがすぐに確認できた。
そしてボディの艶も深みのある仕上がりとなった。夜間にネオンなどがボディに映り込む市街地へと移動して見たところ、ツヤツヤとボディが輝いて見える。コーティング剤ならではのレベルの高い艶感を、これほど簡単な施工で得られることも実感した。
しかも、ガラスとボディを同時施工が可能なのに、ボディは艶を出しながらもガラスはギラつきを発生させないのも同モデルの魅力。
ボディ&ガラスへの同時コーティング処理が可能な点、洗車後の濡れたボディへそのままスプレーして施工できる手軽さに加え、トルネード噴射による塗りやすさ、さらには撥水耐久性の向上に艶出し性能の追加などを備えて新登場した「レインドロップ トルネードヴォルテックス」。
1本でクルマの外装全体を艶出し&撥水処理するには絶好のこのコーティング剤。空き時間にさっと実施できる手軽で効果的なボディ&ガラスコーティング剤の注目アイテムとなった。
こんなのなかったグルグル噴射のコーティング!ソフト99『レインドロップ トルネードヴォルテックス』の詳細はこちら