「子の不祥事は親の責任」を追及、損保ジャパン親会社にも立ち入り検査[新聞ウォッチ] | CAR CARE PLUS

「子の不祥事は親の責任」を追及、損保ジャパン親会社にも立ち入り検査[新聞ウォッチ]

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SOMPOホールディングス本社
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「子の不祥事は親の責任なのか」という考え方が、改めて問われそうな立ち入り検査でもある。

中古車販売大手のビッグモーターによる保険金不正請求問題をめぐって、金融庁が、損害保険ジャパンの親会社であるSOMPOホールディングス(HD)にも保険業法に基づき立ち入り検査を開始したという。

きょうの各紙も「損保ジャパン親会社も検査、金融庁監督責任も追及」などと、久しぶりにビッグモーター不正問題に関連するニュースを取り上げている。それによると、金融庁は9月からビッグモーターと損保ジャパンの立ち入り検査を続けているが、鈴木俊一金融担当相は11月7日の閣議後記者会見で「SOMPOHDが子会社の経営管理を適切に行っていたかについて、深みのある実態把握を進めていく」と説明。実態解明に向けて親会社にも検査の対象を広げて、親会社の監督体制に問題がなかったかを調べるそうだ。

その大きな狙いは、経済同友会の代表幹事までつとめた会長兼最高経営責任者(CEO)の桜田謙悟氏が、9月の記者会見で、「一連の報告を受けたのは取引再開後の昨年8月末で、それまではビッグモーターが大口の取引先であることも知らなかった」と説明しており、その発言の真意を含めて桜田氏の責任問題が焦点となるとみられる。

2023年11月8日付

●損保ジャパン、親会社の監督体制検査、金融庁、ビッグモーター問題(読売・9面)

●JR東海の環境対策「妥当」リニア有識者会議、静岡県理解示さず(読売・9面)

●ガソリン、価格調査「必要性検討を」検査院、エネ庁反論「高値を抑制」(読売・28面)

●社説、ガソリン補助、一律の支援から転換を(朝日・12面)

●NTT自動運転参入、米新興に出資(産経・2面)

●都営地下鉄、来年2月、全駅ホームドア設置(産経・19面)

●スカイマーク株保有13%、鈴与HD、筆頭株主に(日経・19面)

●輸入EV販売台数、10月4割増(日経・19面)

●マツダ、今期最高益、純利益19%増、円安・新型車が寄与(日経・23面)

●ヤマハ発、純利益12%増,1~9月、二輪販売、海外で快走(日経・23面)

●スズキ一転最終増益、今期2400億円で最高、主力インドでSUV好調(日経・23面)

●メルセデス・ベンツ日本、本社移転(日経・41面)

《福田俊之》

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