ソフト99グループ、総合展示会「スプリングフェア2024」を開催 | CAR CARE PLUS

ソフト99グループ、総合展示会「スプリングフェア2024」を開催

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今回のテーマは「未来の“あたりまえ”を発見する」
今回のテーマは「未来の“あたりまえ”を発見する」 全 15 枚 拡大写真

株式会社ソフト99コーポレーションは、同社およびグループ会社の総合展示会「スプリングフェア2024」を同社の東京支店(江東区東雲)にて開催した。今回の展示会は「CONNECT(つながり)」をテーマに掲げ、ソフト99製品の販売店や代理店、ソフト99グループ各社の取引先に対して、新商品の展示や実際の車両を使った施工実演などが行われた。

2024年 NEW ITEMが目白押し

今年の新製品群は、ポンプ型濃縮シャンプー「アワテクシャンプー」や洗車用・拭き取り用クロス「柔帝王(ヤワラカイザー)」、拭き上げクロスの定番アイオン株式会社のプラスセーヌシリーズから、ボディ用として大好評のPVAスポンジを採用した「uniQホイール洗いスポンジ」とプラスセーヌ プレミアム「鏡面艶出しクロス」など、基本に立ち返ったものが多くみられた。

また、ソフト99コーポレーションのグループ会社である株式会社アンテリアは、正規輸入代理店を務めるオートゾルからの新規輸入品を展示していた。オートゾルは、BMW、Mercedes-Benz、Audl、VW等の生産工場に金属研磨剤・カーケアケミカルを供給する高級ブランドで、様々な素材の表面処理技術に優れ、世界中の様々な分野のプロや愛好家から高く評価されている。

設立から70周年、コアコンピタンスから事業領域と事業エリアを拡大

ソフト99コーポレーションは、その前身である「日東化学」を大阪市に設立してから、今年で70周年を迎えるという。受付付近にはこれまでに発売してきた同社の製品パッケージが陳列されており、創業当時(1954年)に発売された懐かしいものも目にした。そして廊下の壁には、ソフト99グループの歩みが創業期から現在まで年表にまとめて掲示されており、同社が自動車アフターマーケットに貢献してきた軌跡が表されていた。

近年では、国内の自動車保有マーケットが伸びない中で、自動車向けケミカルの製造販売のみならず様々な事業領域に拡げている。MOBILITY、INDUSTRY、MEDICAL、LIFE、それぞれの領域において課題(ニーズ)を顕在化し、課題解決を図るサービスや製品を市場に投入している。

一方で、自動車アフターマーケットにおいて同社の視線は国内マーケットだけにとどまらず、海外にも向けられている。ソフト99製品の輸出国は80カ国を超え、コーティング部門(G’ZOX)は17カ国61店舗で展開されている。これらの海外で得た知見は製品開発にも活かされているとのことだ。東京オートサロン2024でも展示が行われていた「G'ZOX GUARD GLAZE(ガードグレイズ)」はその一つだという。

また、エンドユーザーに向けたカーケア製品のみならず、遮熱フィルムやタイヤ内に装着されているTPMS(タイヤ空気圧センサー)の情報を見ることができるプログラミングトレジャーツールなど、自動車アフターマーケットに向けた製品の展開もグループ内で行われている。コアコンピタンスから事業領域と事業エリアを拡大している同社の活動を訴求しており、従来のプライベートショーとは異なる特徴がみてとれた。

《カーケアプラス編集部@市川直哉》

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