【IAAE2024】中国・韓国・台湾メーカーが訴求していた「カーディテイリング」関連商材に注目 | CAR CARE PLUS

【IAAE2024】中国・韓国・台湾メーカーが訴求していた「カーディテイリング」関連商材に注目

イベント イベントレポート
【IAAE2024】中国・韓国・台湾メーカーが訴求していた「カーディテイリング」関連商材に注目
【IAAE2024】中国・韓国・台湾メーカーが訴求していた「カーディテイリング」関連商材に注目 全 9 枚 拡大写真

3月5日~7日に東京ビッグサイトで開催された、自動車アフターマーケットの活性化を目的とした商談型展示会「第21回 国際オートアフターマーケットEXPO 2024(IAAE 2024)」は過去最大規模の開催となり、国内外から418社・団体が出展。海外からの出展が、昨年の75社から215社と大幅に増加した中で、カーディテイリング関連商材を訴求していた中国・韓国・台湾メーカーをピックアップして紹介する。

カラープロテクションフィルム「HyperPro」

中国のカーフィルム専門メーカーGuangzhou Shengrui Auto Suppliesは、プロテクションフィルム「HyperPro」を強くアピールしていた。カラーバリエーションが豊富な4層構造(剥離フィルム・TPUカラーベースフィルム・トップコーティング・PETプロテクション)のプロテクションフィルムで、撥水性やストレッチ性、自己修復機能、耐摩耗性、耐久性など様々な機能性が特徴とのこと。このほか出展ブースでは、カーラッピングフィルム「VINYL」やウインドウフィルム「WINDOW TINT」も展示されていた。

小型軽量の12V充電式コードレスポリッシャー「SP-LB7001」

中国の研磨工具メーカーZhejiang Yongkang Shangpu Industry & Tradeは、20年にわたって展開するポリッシャーブランド「SUNPU」の新製品を出品。12V充電式コードレスポリッシャー「SP-LB7001」をアピールしていた。同製品は小型軽量で重さ1.15kgと女性でも使いやすい設計で、回転数は2000~5000rpm/分、125mmバフに対応。連続使用時間の目安は約30分(1バッテリー)で、1バッテリーのフル充電には1.5時間かかると説明していた。

簡単に施工できるウインドウフィルム「USHIELD」

韓国のウインドウフィルムメーカーENBは、ウインドウフィルム「USHIELD」を出品していた。ガラス保護やキズ防止コーティング、紫外線カットなどの機能性があり、簡単に施工できる点が大きな魅力だという。ブースでは、施工のデモンストレーションが行われており、フロントガラス面に施工液をスプレー後、ウインドウフィルムを貼り付けてゴムヘラで水を抜くと、キレイにフィルムが貼り付く様子が実演され、来場者の注目を集めていた。

撥水性や光沢感に優れる液体ワックス「LUNATIC POLISH」

韓国のトータルカーケアブランドBullsoneは、自社主力製品のエンジオイル添加剤「Bullsoneshop」や、ボディコーティング剤「CRYSTAL」、カーフレグランス「GRASSE」など数多くの製品を出品。中でもカーディテイリングブランド「LUNATIC POLISH」の液体ワックスを強くアピールしていた。日本語を話せるスタッフが常駐し、撥水性が高く耐久性にも優れる「DE LUNA WAX」と、艷やかな光沢感だけでなく撥水性や耐久性もある「SLEEKFALL WAX」の2製品についてはサンプルも配布。PDF版の日本語カタログをQRコード読み込みで案内し、積極的に来場者たちへ商品説明を行っていた。

鉄粉取りスポンジ「TURBO RUB」

台湾のカー用品メーカーDer Jaan industryは、自社独自の鉄粉除去ツールブランド「TURBO RUB」製品を出品していた。同ブランドでは、鉄粉やピッチタール、塗装ミストを簡単に除去できるスポンジ製品を複数種類提供。スポンジタイプは、輸入代理店経由で日本でも販売されており、出展ブースではポリッシャー用などもアピールされていた。

今回ピックアップしたIAAE2024出展企業の多くが、日本での販売代理店を募集しており、会場に訪れた日本の自動車アフターマーケット関連事業者たちに積極的にアピールしている様子を目にした。中国、韓国、台湾といった各国のカーディテイリング関連商材が、今後日本市場で展開される可能性は十分にあり、今後の動きに注目したい。

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

この記事の写真

/

特集