トヨタ・コニック・プロは、持続可能な都市を目指すイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」に合わせ、東京臨海都心で新しい観光サービス「OSAMPO」を企画した。トヨタの歩行領域BEV『C+walk T』とGPS連動音声ガイドを融合させ、新しい周遊観光体験を提供する。
C+walk Tは、最高速度6km/hで、立ったまま乗車する3輪の電動モビリティ。ステップ高150mmと低くフラットな設計により、乗り降りがしやすく、歩行者と同じ空間で自然に移動できる。このBEVを使い、お台場・青海の自然と景色を楽しみながら、観光スポットを巡ることができる。
OSAMPOは、5月12日、18日、19日、25日、26日ののべ5日間、シンボルプロムナード公園セントラル広場を発着場所として、いずれの日も11時00分から20時00分まで無料で提供される。体験時間は40分から60分で、日本語と英語に対応した音声ガイドが利用できる。利用条件は、身長140cm以上、体重100kg以下で、運転免許は不要。
この実証実験を通じて、トヨタ・コニック・プロは、観光客の受容性を確認し、将来的には有償事業化を目指す。また、同社はトヨタグループの一員として、持続可能な未来に向けたモビリティサービスの提供を続けていくとしている。