ECARXとDXC Luxoftは6月27日、車内機能の開発を加速させるべく提携を締結した、と発表した。インフォテインメント、デジタルコックピット、先進運転支援システムを強化し、ドライバーにとってより良いユーザーエクスペリエンスを提供するとしている。
両社は、自動車業界の急速な変化に対応するために、製品およびプラットフォームの開発で協力していく。ECARXのフルスタックハードウェアとソフトウェアは、DXC Luxoftのソフトウェア統合およびエンジニアリングの専門知識、ならびに自動車メーカー向けにカスタマイズされたソリューションを開発する能力を追加することで、より広範囲なサービスをサポートできるようになるという。
この提携により、自動車メーカーはSDVの能力を活用して、アプリのシステムやAIによるスマート音声アシスタントへのアクセスを提供するなど、革新的なユーザーエクスペリエンスを可能にするソリューションを開発しやすくなるという。
DXC Luxoftはグローバルな自動車ソフトウェアシステムインテグレーターとして、AIによって強化された最新のソフトウェア開発イノベーションを活用し、自動車メーカーに深い専門知識を提供する独自の立場にある、と自負する。
ECARXは、スマート車両向けのターンキーソリューション、コンピューティングプラットフォーム、車内ソフトウェア、および次世代のSDVのシステムを接続するために設計されたセンターコンピューティング技術を活用する。