BMWグループは7月16日、デジタル車両アクセスにおいて、Car Connectivity Consortium(CCC)から、CCCデジタルキー認証を受けた最初の自動車メーカーになった、と発表した。
この認証は、車両とデバイス間の安全で相互運用可能なアクセスに関するCCCの最高要件を満たしていることを確認するもの。CCCは、車両とスマートデバイスの接続性を向上させるための標準化組織で、BMWグループは2017年からそのメンバーとなっている。
BMWグループは、2018年からデジタルキーを導入し、スマートフォンを使って車両のロック解除やエンジン始動が可能となった。2021年には、BMW『iX』が世界初の超広帯域(UWB)技術を用いたデジタルキー「Digital Key Plus」を導入し、さらなる利便性と安全性を追求。この技術は、BMWのコンパクトクラスや新しいMINIファミリーにも展開されている。
さらに、BMWグループのデジタルキーは、メッセンジャーサービスを通じて友人や家族と共有することができる。UWBベースのデジタル車両アクセスは、BMWグループとそのパートナーによって開発され、CCCを通じて自動車業界のグローバルスタンダードとして確立された。
BMWグループは、デジタル車両アクセスの分野で引き続き革新を続け、顧客体験を向上させることを目指している。