とくに今年は全国的に寒く気温が低い。そんなときにはクルマの対策をしっかりとしておきたい。チューニングカーでもノーマルカーでも寒さ対策をしておけば、この冬も楽しくドライブできる。冬にやっておきたいオススメメンテナンス&チューニングをまとめます。
1:バッテリーは冬が最もつらい
寒い時期に気をつけたいのは突然のバッテリーあがり。スキーやスノーボードなどウインタースポーツでスマートフォンを使うとみるみるバッテリー残量が減ったことはないだろうか? それと同じようにクルマのバッテリーも気温が低いと残量が減りやすくバッテリーあがりを起こしやすい。
では、どうすればいいか。まずは乗ること。アイドリングで放置してもさほど充電はされない。ある程度のペースで30分以上走るなどが好ましい。
それができないならば充電となる。最近はポータブル電源などが安くなっているので、そこから100vもしくは12vを給電して充電器を繋げば電源のない駐車場でも充電可能。充電器は数千円から買えるので、寒い時期はとくに月に数回充電してやればバッテリー残量の心配は少なくなる。
バッテリーはその特性として1回でも上がってしまうと、性能が下がってしまう。そのためできるだけバッテリーあがりにならないように対策しておきたい。
もし交換するならサイズはそのまま容量の大きなモデルに交換する手もある。元が40B24Lという品番だったとすると、46B24Lにすれば大きさなどはそのまま容量を大きくすることができる。最初の数字が性能、後半の数字がサイズを示しているので、最初の数字の大きなモデルを選べばいいのだ。
軽さに優れるドライバッテリーはその特性として起動電力が強い。そのためバッテリーあがりに強いことが多く、そういった意味でドライバッテリーを選ぶのもあり。重さも約1/2~1/3くらいまで軽くなるメリットも大きい。
2:ハイグリップタイヤも固くなるので要注意
タイヤは降雪エリアであればスタッドレスタイヤにしておくのは当然。そうでないエリアで気をつけたいのは、どんなハイグリップタイヤでも寒くなるとゴムは固くなり滑りやすくなるということ。
とくにサーキット走行をして熱が入って溶けたタイヤや、長く使ったハイグリップタイヤは気温が低いときにゴムが固くなりがち。街乗りでも朝イチの走り出しに不意にタイヤが滑りやすいこともあるので気をつけたい。
また、空気圧が寒い時期は低くなりがち。単純に気温が低いと空気の体積が小さくなってタイヤ内部の空気圧が下がりやすい。空気圧が低く、タイヤが冷えている状態でいきなり高速回転させるとタイヤにダメージを受けやすい。そこでこの時期はこまめに空気圧調整をしてもらいたいのと、高速道路に乗ったときはいきなり飛ばさないこと。最初の数分だけでも一番左の車線をゆっくりと走り、徐々にタイヤを温めてから右レーンに移るようにしてもらいたい。
3:冷却水は薄まっていないかチェック
クーラントは不凍液とも呼ばれるもので、エンジンを冷却するためのエンジン内部を循環している。その成分は0度で凍らないように成分が加えられている。その濃度によってことなるが通常は-10度や-15度では凍結しないはず。しかし、夏場にクーラントが減ってしまって水を足したとかそういったことがあって薄まっていると、凍ってしまう可能性がある。液体は凍るときに膨張する特性があり、エンジン内部のクーラントが凍るとエンジンブロックが割れるなど重大なトラブルが起きる。そうなるとエンジン交換となってしまうので、万が一クーラントが薄くなっていないかは注意したい。
また、レーシングクーラントだと不凍液としての性能はなく、冷却効率最優先に作られているものもあるので、そういったクーラントを使っている場合は早めに不凍効果のあるクーラントに交換してもらいたい。