ダイハツが “復活”宣言、認証不正で脱退の合弁会社CJPTにも再合流[新聞ウォッチ] | CAR CARE PLUS

ダイハツが “復活”宣言、認証不正で脱退の合弁会社CJPTにも再合流[新聞ウォッチ]

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ダイハツ 京都(大山崎)工場(参考画像)
ダイハツ 京都(大山崎)工場(参考画像) 全 5 枚 拡大写真

禊が済んで再び“復活”を宣言したとみるべきなのだろうか。ダイハツ工業が、認証不正問題発覚後に脱退していた、商用車の次世代技術開発のCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)を手がける「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)」(トヨタ自動車やいすゞ自動車などが共同出資)のメンバーに復帰するという。

同社が発表したもので、きょうの各紙にも「ダイハツ、合弁会社に復帰、認証不正問題で脱退」などのタイトルで報じている。

それによると、ダイハツはCJPTに復帰を申し入れたところ、再発防止に向けた取り組みに一定のめどが立ったとして、承認されたという。2024年2月にトヨタ自動車に譲渡していたCJPT株を再び引き受け、CJPTに対する当初の10%出資分すべてを取得して再合流するそうだ。

また、ダイハツの認証検査不正の影響により、販売時期が未定となっていたスズキとダイハツ、トヨタの3社で共同開発する軽規格の商用EVについて、それぞれ2025年度中の投入をめざすとも発表した。

軽商用EVはダイハツの『ハイゼットカーゴ』をベースに、トヨタの電動化技術など各社のノウハウを結集して開発してきたが、OEM(相手先ブランドによる生産)供給を担うダイハツで認証試験の不正が発覚し、当初は23年度中としていた発売時期を延期していた。

ラストワンマイルの配送などの需要で期待が高まっているEVの商用タイプの軽自動車は、三菱自動車やホンダなどが先行しているが、この先、ライバルとの遅れを3社が持ち寄る技術開発力などでどこまで挽回できるかも興味深い。

2025年1月30日付

●商用EV25年度発売へ、3社開発、ダイハツ不正で延期 (読売・8面)

●ボーイング赤字1.8兆円、6年連続生産減やスト影響 (朝日・6面)

●ソニーGCEOに十時氏、7年ぶり交代、吉田氏は会長に専念(毎日・6面)

●JR東海ドクターイエロー、最後の雄姿(毎日・20面)

●道路陥没新たな穴、埼玉・八潮、転落運転手救助続く (産経・22面)

●社説・EVは米転機でも長期戦略で(日経・2面)

●中古車販売、トヨタ、手続き短縮、オンライン商談も (日経・19面)

●ガソリン店頭、横ばい洲185.1円(日経・25面)

《福田俊之》

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